2011年5月3日(火) 2日目/その2
前の日の日記にいただいたニホンカモシカのコメントにちょっとビックリしつつ2日目の続きです。
松本城をスルーしていってきたのは松本市歴史の里。
元々の目的は司法博物館だったのですが、2002年に財団法人から松本市に運営が変わり、名前も変わったそうです。
敷地内には“旧長野地方裁判所松本支部庁舎”の他に、少年刑務所、製糸場、工女宿、他の施設があります。
天気が悪いので薄暗い感じに写ってしまいましたが、雰囲気のある素敵な建物です。
桜が見頃*:.。☆..。.(´∀`人)
奥の建物が一番の目的“旧長野地方裁判所松本支部庁舎”
松本城二の丸御殿跡に建てられた裁判所をここに移築したそうな。
木の感じがとてもいい。味わいのある色合いになってます。
ふむふむ。裁判官の衣装は中国っぽいような←興味はそっち?
なんと検事さんになれるらしいのでなってみよう
衣装を着けたら台の上に上がって記念撮影ができます
違和感ないでしょ(* ̄m ̄)ムフフ にやにやしてる顔がなんとなく分かる?
そして証言台に立つダンナっち。肩があがっていますが被告ではありません。
捕り物道具コレクションのお部屋。こんなんで取り押さえられたら痛そう( ̄Д ̄;)
こんな感じで取り押さえられるのね・・・。痛いから早く謝っちゃいなよ
これはどこの天井だったかな?検事さんの待合室?木の模様を上手くデザインに使ってます。
お次は隣にある少年刑務所の独居房。
建築技能を持った服役者によって移築工事をしたんだって。
なんか寒々しい。冷え性にはたまらない環境だわ( ̄Д ̄;)
ちなみに奥の方のお部屋は倉庫代わりに使っていたりして有効活用されてます
おトイレするのが恥ずかしい(*ノωノ)キャッ
上の部屋は板張りだったけど、昭和50年代に畳が敷かれるようになったんだって。
寒いのも狭いのもいやなので悪いことはしないようにしよう・・・と心に誓うのでありました。
・・・って小学生の感想か( ´゜ω゜`):;*.':;ブッ
こちらは製糸工場。
ぷよぷよしてる蚕が触れない~という人には無理?触らない工程ならいけるか。←真剣に考えてる
レトロな感じがなんとも言えずいい。
定期的にイベントをやっているそうなので、ここで実際に糸を引くのが見れるのかな。
製糸工場のお隣にある施設は休憩&展示スペース。
ここには男装の麗人と呼ばれた川島芳子の記念室があります。
ぴっちり7・3分けで男らしい川島芳子さん。
そういえば見てないけど、黒木メイサがドラマで演じてたよね。
波乱に満ちた40年の生涯。
私が一生かけても足元にも及ばないほどの太く濃い人生です。
この建物内には他にシベリア抑留に関する展示コーナーがあります。
訪れた人の感想ノートには、祖父や父がシベリアに抑留されていた方などの感想も。
次の建物は野麦街道沿いにあった旅人宿。
製糸工場に働きにきた工女が大勢泊まったそうです。
ダンナっちの好きそうな囲炉裏。
お見送りをしてくれた子供たち。
なかなか見応えのある博物館でした。
ここにある施設(展示・休憩棟)以外はすべて移築したものだったようです。
たてもの野外博物館 松本市歴史の里
住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は開館し翌日休館)、年末年始(12/29~1/3)
観覧料:大人400円、中学生以下は無料
URL:http://www.matsu-haku.com/maruhaku/guide/rekishinosato/index.html