鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

【福祉施設の視察】

2015-02-23 | 板荷

 2月18日(水)、小雪まじりの中、上奈良部町にあるTNプランテーションさんにお世話になり、コミュニティ推進協議会の福祉施設視察を受入れていただきました。

 代表取締役:仲田 知史 さんからTNプランテーションさんの事業内容や利用者のことなど、丁寧に説明いただきました。

 TNプランテーションでは、近隣の市町から知的・精神・難病の障害や病気を抱えた方、約30人が利用されているA型事業所として、昨年スタートしたとのことです。この、「A型事業所」というのはB型事業所と違い、雇用契約に基づき、障害をお持ちの方を雇い入れている事業所であり、より一般企業に近い事業所である、と言えるでしょう。仲田さんも学生の時分には不登校を経験し、ご家族や先生方などのサポートもあり抜け出すことができたと体験談をお話しいただきました。

 今日の参加者はコミュニティの齊藤会長のほか自治会長や民生委員児童委員の皆さん13名の参加です。仲田さんの説明に真剣に耳を傾けていました。

 参加者の中に民児協の向田会長がいて、仲田さんとは中学校時代の師弟関係。旧交を温めていました。

 TNプランテーションでは障害のある方が農作業を通じて就労訓練し、その結果一般企業への就職につなぐことができるように家庭から企業への橋渡し役を担っています。

 ここではご覧のような大きなビニールハウスが約20棟あります。利用者さんのできるところを伸ばすという視点で指導員さんが役割を決め作業にあたっています。

 発砲スチロールのケースやプランターで、ラディッシュ・ブロッコリーといった野菜類や、いちごの苗なども育てています。プランターの方が水の管理がしやすいとのことでした。

 このほかにも利用者さんが凄く丁寧にねぎの皮むきをしている作業もあったのですが、諸事情があるため文章での紹介のみとさせていただきます。

 障害のある方にとってはまだまだ暮らしにくい世の中かもしれません。しかしTNプランテーションさんのような企業がもっと増えて、多くの方が就労体験することで生活しやすい土壌を作っていただけるように切に願っております。

 今回はお忙しい中、ご協力いただいてありがとうございました。


定点観測150223

2015-02-23 | 南押原

150223:晴れ

春めいてきましたねー。梅のたよりもちらほらと聞こえてきます。

コミセン建設現場は花もなく殺風景ですが、屋根ふきが始まって、上のほうに緑青色が見えています。

もちろん銅板ぶきなどではありませんけど、南押原の田園風景にマッチした色ですね。

ではまた。