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クリエイト速読スクールブログ
私が試験直前期までクリエイトに通った理由〈1〉
クリエイト速読スクールの講師、大西隆さんより「公務員試験に関して」の原稿が届きました。今回は、文字数(行数)が gooブログの1回の量を超えますので、2回に分けて投稿します。
私が試験直前期までクリエイトに通った理由〈1〉
①クリエイトに再び定期的に通いはじめた理由
直前期までクリエイトに通った最大の理由は、松田さんから勧められたからです。過去の司法試験合格者も、試験直前期まで教室に通っていたとのこと。試験直前期に通うことで、慌てずに黙々と勉強ができるだろうと思い、気分転換もかねて通いました。
昨年度の9月から4カ月くらい授業から遠のいていましたが、松田さんの言葉通り年明けから週1回くらいのペースで通うことを決めました。このペースは直前期になっても崩さず、国家Ⅰ種試験の前日も受講し、川崎市の受験前と筆記試験のある期間まで通い続けました。
②再び通い始めて、どんな効果があったのか
試験直前期にクリエイトに通うことは、自習室で黙々と一日中復習するよりも遥かに効果がありました。なぜなら、クリエイトの授業に90分集中して取り組むことにより、限られた時間の中で実力を完全に発揮できる力を養えた(私は、この力を「本番力」と名前をつけていました)からです。
今回初めて公務員試験を受験して全勝できたのは、この力を養えたからだと思います。模試や塾内演習でいくら良い成績を修めても、本番で失敗しては意味がありません。スポーツの世界でも同じように、本番で結果が出なかったら、全く意味がありません。本番の日に実力を最大限に発揮するためには、限られた時間の中で全力を尽くす訓練が必須だと思います。
クリエイトの授業は1コマでも、合計十種類近くのプログラムがこなせるようになっているので、集中力の鍛錬と意識の切り替えの速さを鍛えることができました。クリエイトの教材をこなすことで、知らず知らずのうちに本番で自分の実力を最大限に発揮できる実力を養成できたと思います。お蔭で、本番は最高の状態で試験を受けることができました。
模試や演習では高い評価を受けるのに本番が弱いという人は、本番で実力を出し切る力が不足しているように思えます。塾の自習室で実力を身につけるのも大事ですが、その実力を本番で最大限に発揮できるようにするための練習も重要です。
このことを、簡単な例を用いて説明しましょう。いま、とある難関資格試験合格を目指すAさんとBさんがいると仮定します。Aさんはいつも模試や答案練習会では上位に位置し、学力が100(学力を数値化できると仮定します)あるのですが、本番に苦手なタイプなので本番では6割の実力を発揮できるとします。一方Bさんは、なかなか模試で上位に位置することはなく、学力は80くらいですが、本番には強いタイプなので実力の9割を発揮できるとしましょう。本番で得られる得点を、「その受験生の学力」×「実力を発揮できる割合」で求められると仮定します。そして、この資格試験の最低合格ラインを70としましょう。この仮定の下では、A君とB君の合否はどうなるでしょう。A君は100×0.6=60でアウト、一方B君は80×0.9=72となりギリギリセーフで合格です。
極端な例を用いましたが、現実ではこういう例は結構耳にします。試験に合格するには、学力を身につけることも大事ですが、本番でそれを最大限に発揮できる力が必要です。この2つを兼ね備えて、初めて「実力がある」のだと私は思います。幸いにも、クリエイトの授業を定期的に受講することで、実力を身につけることができました。 ―続く―
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