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クリエイト速読スクールブログ
授業全体の10分の1もまだ自分のものにはできていないと思う
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第68期文演(17/9/30~12/9)アンケートです。
きょうは、2017-06-23「特になし」2018-01-05「トレーニングを受ける姿勢が変わったと思う」のSさんです。
Sさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 まず松田先生に文演を勧められたことが大きい。それまでは文演の存在自体は知っていたが、あまり興味がなく受講しようとは思っていなかった。しかし、ある日速読を受けた後に松田先生に文演を勧められたのと、その場に偶然いた過去の文演受講者が強く勧めてくれたのをきっかけに受講しようと思った。それに加えて、より正確に文章を読みたいと以前から持っていたことも受講した理由のひとつだと思う。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 大きく分けて二つほど文章への印象が変わった。まず、自分が思っている以上にプロの文章というのは論理的に書かれているということが挙げられる。そこまで気にして書いているのか! と思うほど、自分が普通なら気にしないことまで授業内で指摘してくれたおかげで気づくことができた。次に、文章を書く際には難しい言葉を使う必要はないということを学べた。普段文章を書くときに、ついつい難しい言葉を使って権威づけのようなことをしてしまうときがあるが、そのようなことは全く必要ないし、むしろ内容が伴っていないととても格好悪いことだということを認識することができた。どちらも基本的なことではあるが、改めてこのようなことを学生であるタイミングで学べたのはとても意義があることだと思う。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 あまり要約をしたことはないが、課題となっている元の文章がそこまで難しいものではないのである程度できるのではないかと思った。しかし要約をしていく中で、思った以上に筆者の意見をコンパクトにまとめるのが難しくて苦戦した。
A.3-2 「授業後」 自分が指摘された点や他の受講者が指摘されていた点を受けて、自分がまだまだ文章を正確に捉えられていないということが分かった。他の受講者の要約の文章が、文章の要点をきれいに捉えていて、自分がかなり劣っているということが分かった。次から要約するときにどのような点に注意を払えば良いかと言う方法論が分かった。要約の勉強をしたことなどなかったため、要約の具体的な方法を知れたのはとても良かった。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 自分が想定していたよりも多くのことを授業内で学べた。中でも段落の意味やつながりなど、自分では分かっているつもりのことを改めて学べたのは良かった。ある程度大学の授業などを通して論理的に書くということをわかっていたつもりだったので、このような機会がなかったら文章についてきちんとした理解を持たないままだったと思う。
文演を受けてから、文章を読むときに以前とは違う視点で文章を読むようになっており、その際に改めてプロの物書きの凄さが分かった。このように学びが多かったのはもちろんだが、それと同時にとても面白い2か月間だった。自分の中で特に面白かったことは、文演の受講者の中で自分と全く違う視点で文章を読んでいる人がいて、その人たちの意見を聞けたことだ。具体的には、自分はあまり小説を読まないので、普段から多く小説を読んでいる人がどういうことを考えて読んでいるのかという視点が得られて面白かった。
あまりにも多くのことを学んだため、授業全体の10分の1もまだ自分のものにはできていないと思う。これから復習をして1つでも多く自分のものにしていきたいと思う。
Sさんを文演に勧誘したのは、まだ「特になし」のころでした。
Sさんは聴く耳をもっていました。
これからもクリエイトを上手に活用してほしいです。
「あまりにも多くのことを学んだため、授業全体の10分の1もまだ自分のものにはできていない」などとは、初めのころのSさんからは想像もつかないひと言です
きょうから第69期文演がスタートします。
18名定員となっています
第1回は、筆記用具も何も必要ありません。
手ぶらでどうぞ。 真
※クリエイト速読スクールHP
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