教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
言いたいことが正確に伝わらない
Iさんは30代の社会人。とある財団法人グループ内企業に所属しています。
Iさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 文章を読んでいると表面を流し読みをしているような気がし、読み違いしているのではないかと不安になった。速読みをするのにも抵抗が出てきたため、これらを解消したく受講した。
Q.2「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 公けの文章は、いかに吟味され練られた文章であるかがわかり、著者の伝えたいことが一文一文に凝縮されているという印象を受けた。私が今まで書いてきた文章では、読み手にいろいろな推測をさせ、言いたいことが正確に伝わらないと感じた。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」文章の趣旨をタイトルから推測しつつ、キーとなりそうな箇所にマーキングしながら何度も読み進めた。要約では、著者の伝えたいことを曲げてしまうことを恐れ、なるべく原文をそのまま引用するように心掛けた。趣旨を変えることなく、字数内に収めることが難しかった。
A.3-2 「授業後」 他の人の要約をみたら自分の言葉でまとめ上げている人が多く、要約の仕方が間違ったのではないかと不安になったが、このような要約の仕方もあるといわれ、不安が少し解消した。ただ、自分の言葉を使ってまとめている要約は非常に読みやすく、文章の表現の仕方、言葉の言い回しなど納得させられるものが多かった。自分の表現力のなさを痛感した。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 文演を受講することで、文章を理解する力がついた気がする。一文一文をかめばかむほど味が出てくるような感覚を覚え、文章表現の面白さに気がつかされた。一文にこめられた文章の奥深さを知ったときは、目の前がぱっと明るくなった。いまさらながら、文章の読み方・書き方が間違っていたことがわかり恥ずかしいが、この講座に出会えて非常によかったと思う。
ここに通う生徒さんは、どうも自分の力を低く見積もる傾向があります。
「いまさらながら、文章の読み方・書き方が間違っていたことがわかり恥ずかしい」とかIさんも謙遜していますが、宿題の要約は、骨格のしっかりしたものでした。
きょう夜7時から、第52期文演がスタートします。
持参物は何もありません。
2007-02-27「女性陣の本音」や2007-02-25「Basya Basyaの民」をご覧いただくと、気楽に受けられるかと思います。
Iさんのように皆勤賞であってほしいものです。 真
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