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仕事で書く論理的な文章であれば、学習によって向上すると思った

 第60期文演13/9/28~12/7アンケートです。

 きょうは、20代の会社員2人です。

 2人ともIT関連企業に勤務しています。

 まず、理系のAさんから。


      
Aさんの文演アンケート

 
 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
  A.1
 仕事で報告書などの書類作成を任される機会が多く、正確な文章を書けるようになりたいと思い、受講を決めた。文学的な表現は教わって巧くなるものではないかもしれないが、仕事で書く論理的な文章であれば、学習によって向上すると思った。


  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
文章を読むとき、著者がどんな人か想像するようになった。また、いままで無意識に行ってきた「行間を読む」という行為を意識的に行うようになった気がする。


 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
 
難しかった。単純に重要度の低い文章を削っていけば自然に要約ができるものと思っていたが、甘かった。著者が行間にこめた意味を読みとる必要があり、どこまでが正確な読解で、どこからが自分の独自解釈になるのか、判断に困った。

 
A.3-2 「授業後」 過去の文章演習講座の感想を読んでいてある程度わかっていたことだが、同じ素材を使っているのに十人十色の要約文になることに驚かされた。自分が不要だと省いた部分をほとんどの人が取り上げていることに気づいたときは、複雑な気分になった。また、私自身は原文で使われている表現をなるべく変えないようにしていたが、なかには同じ内容を大胆に自分の言葉で表現している人がいて、驚いた。文章技術そのものよりも、変えようと思って実行する勇気が自分には欠けていたと思わされた。


  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 
意見を言うのが難しかった。単純な書式上の間違いや誤字を指摘するだけならそう難しくはないが、内容や表現にツッコミを入れることは著者への人格攻撃になりそうで躊躇した。「こういう表現はよくない」ではなく、「こう表現すればもっと良くなる」とツッコミを入れられるようになりたいと思った。

 Aさんは、第60期文演申し込み第1号でした。文演を受けるために、速読に入会した感があります。

 物静かな雰囲気から発せられるひと言ひと言は聴いていて刺激的でした。

 文演が終わってからも、地味に速読に通っています

 宿題の要約は、
FさんMさん同様、完璧に近いものでした。



 次は文系のEさんです。


       Eさんの文演アンケート

 
 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
  A.1 本質を見極める力が欲しかったためです。
私の勤めているWeb業界は、変化が激しい業界です。昨日までの正解が、次の日には不正解になるケースもあります。その変化・課題に対応しようと新しい情報、サービスは次々と出てきます。それらの変化・情報を自分の中で整理するためにも、情報の本質を見極める力が必要でした。文章を書けるというのは、その本質を見極める力の基礎だと思い受講しました。


  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 文章構成の重要性です。こちらの講座では、多くの文章とふれあいます。そのなかで多数をしめるのが散文です。ある文章の、最後の終わり方に、そこまで考えての文になっていたとは思いもしない表現と出会いました。上手な文章というのはどれだけ緻密に構成しているのかを知れたことで、前以上に本が好きになりました。


  Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
 仕事柄、IT機器を多く持っているので、仕事の合間、会社帰り、休みの日の朝、ちょくちょく時間を見つけてはやっていました。だからさほど難しいという感覚もありませんでした。内容は面白かったので、今の自分の仕事である広告文作りにも応用できると感じながら、楽しく要約をしていたように思います。

 
A.3-2 「授業後」 ひどいものでした。自分が出した要約は、基礎すらも出来ていない状態でした。文章が好きで、本も他の人に比べても読むし、文章を褒められたこともあります。だけど、それがどれだけ独りよがりで勝手な解釈・理解だったのか、またほんの些細なことにたいしての気配りが出来ていないか、気づかされました。自分の仕事の姿勢が、文章に反映されていると感じ、講義最終日の夜は一睡もできませんでした。


  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 
今回の講座に参加していた方々の多くは、とても一貫性のある方が多かったように思います。それに対して自分はなんて周りに合わせながら生きているんだろうと感じてしまいました。それだけ、すごく魅力的な方が多く良かったなと思う反面、自分自身に対して授業時間内で無駄な問いかけが多く、授業での気持ちの持っていきかたに迷いがありました。 教えて頂いた講座にたいしての感想ではないので大変恐縮ですが、私は最終日に松田さんから文章の問題を指摘をされ汗だくになるほどショックだったことが、受講料の価値あるものでした。目的であった本質を見極めるスキルを身につけるためにも、授業で学んだことを生かして、様々なものを文章で表現していきたいです。

 Eさんは、これまでブログに何回か登場いただいてます。

 親しみやすい人柄のため、最終日の「宿題」に関しては少し強めに突っ込みまし

 講義最終日の夜は一睡もできませんでした」は、すごくありがたいです。第60期文演最終回、『今回だけはしっかり復習お願いします』を言い忘れてしまいましたので。

 2011-01-03完成度の高いものにするのは非常に難しいと感じた」のTさんも書いていました

 「激論があったわけでもなかったのに、松田さん+生徒17名の静かな熱に酔ってしまったというか、最終回のあった夜は、自分も午前3時頃までなかなか寝付けなかった」というようなコメント、結構あります。

 今期のFさんも書いていました。

 宿題に関しては言われた者勝ちです。  


 あした、1月25日土曜午後7時から
第61期文演スタートします。

 必要なものは何もありません。筆記具も、メモ用紙も用意しています。

 18人のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします 
 

    

 




          ※クリエイト速読スクールHP   

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