教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
74歳Hさんのパワー
2004年1月からスタートしたユーキャンの『新・速読講座』。
当然のことながらBTRメソッドにチャレンジしている方は、北は北海道稚内から南は沖縄県石垣島まで、47都道府県すべてにまたがっています(年間5,000人ですから)。
日本全国津々浦々から、頑張っている人たちの記録カードと「進度確認テスト」の結果が、ユーキャン生涯学習局を経由して週2回、ドンと宅急便で届きます。
『新・速読講座』には、70代でチャレンジしている方がたくさんいます。もちろん、50代・60代はザラです。
これまでの、最高齢55回修了者は81歳の男性です。
「自分の力も分かり、色々と勉強させて頂きました。ありがとうございました」が、55回目のコメントでした。一体いつ老化するのだろう、と舌を巻いた記憶があります。
年輩の方たちの共通点は、始めたら最後までやり遂げること。
この年代で速読などという新しいものにチャレンジするわけですから、肉体的に健康で、また精神的にも健全であるに違いありません。だからこそ完遂できるのではないかと推測しています。
きょうは、つい最近(4/14)終了した74歳の男性Hさんの倍速読書訓練の数字とコメントをリポートします。
Hさんの序盤の「認知視野の拡大」の訓練や、中盤の「読書内容への集中」の訓練では、まだ、数字的に目を瞠るようなものはありません(SEG生の数字を知っていればなおさらです)。
しかし、Hさんの倍速読書訓練に向かう姿勢・コメント、また幅広いというか若々しい本の選び方などには、大いに学ぶべきところがあるはずです。ぜひ玩味してみてください。
HさんのプログラムⅣ、ラストの10回です。
4/5 46回 『財務を制するものは企業を制す』井原隆一 2,100字/分、理解度A-。55回終了後、習慣で残す訓練を考えたい。
4/6 47回 『狼奉行』高橋義夫 2,100字/分、理解度A-。ランダムシートは、この訓練以外に毎日している。
4/7 48回 『半七捕物帳』岡本綺堂 2,100字/分、理解度A-。記憶術に興味を持ったので読んでいる(手持ち5冊もあってほとんど読んでない)。
4/8 49回 『V字回復の経営』三枝匡 2,100字/分、理解度A-。仕事で数字を見るのが速く正確になってきた。
4/9 50回 『次はこうなる』堺屋太一 2,400字/分、理解度A-。集中力と正確性が増した気がする。
4/10 51回 『大健康力』塩谷信男 2,400字/分、理解度A-。新聞を見るのが速くなった。
4/11 52回 『国家の品格』藤原正彦 2,400字/分、理解度A-。なんでもサーッと(急いで)見るくせがついた。
4/12 53回 『高齢化大好機』堺屋太一 2,400字/分、理解度A-。手持ちの古い本をはじから訓練用に読んでみている。
4/13 54回 『話が面白い人のちょっとした習慣術』高嶋秀武 2,400字/分、理解度A-。集中力がついた気がする。
4/14 55回 『成功大学』オグ・マンディーノ 2,100字/分、理解度A-。倍速のCDは今後も続けて訓練する。
Hさんのこの積極性。
パワーが漲っています。
こんな出逢いがあるから、この仕事はやめられないのです。 真
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1回あたりは200通くらいなんでしょうか。
あんまり大きな数字になっちゃって自信なくなりました
200通を3~4日で処理すると思うと大変な作業ですね。
いつもありがとうございます。