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自分が素っ裸になってしまう恐ろしさを知った

 第66期文演(16/9/24~12/3)アンケートです。

  きょうは、マーケティング会社に勤務するYさんです。



       
Yさんの文演アンケート



 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
  A.1 。動機は大きく分けて以下の2つ。
一つは、情報インプットの精度を高めたかった。たとえば、複数人あつまる打合せで、私の拾った要点が時々上司と異なることが気になっていた。客観的な情報でも人によって主観的に変換され、認識がずれることはあるだろうと諦めていた。文演では、要点を正確に押える技術を習得したいと考えた。
 もう一つは、アウトプットの技術を高めたかった。日頃、メールやLINEfacebookをはじめとしたSNSなどテキストでコミュニケーションを取ることが多い。仕事での提案資料にもメッセージが込められている。それら全ては伝えたいことを正確に伝えることが重要なのだが、特に体系立てて学習したことはなかった。文演では、伝えたいことを正確に伝える技術を習得したいと考えた。


  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
文章を人に読まれることで自分が素っ裸になってしまう恐ろしさを知った。文演の序盤では、人の書いた文章について問題点を指摘することで文章自体のルールを学ぶ。回数を重ねるごとに、内容への問題点に移っていく。この筆者が一番言いたいことは何か? それが書かれていない。言いたいことを追求し切れていない、などなど。思いつくまま文章を書いてしまえば、おそらく言いたいことは伝わらないだろう。これからは簡単な気持ちで文章を人に見せられない。


 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
 松田さんから宿題が発表されたとき、「完璧を目指すように」とのお言葉があった。完璧な要約とは? 何が完璧なのか?? と不安になりながらも、要約で大切なことを徹底しようと考えた。筆者の言いたいことを正確に抜け漏れダブりなく拾い、要約しようと努めた。要約文を読んでも文章として意味が通るように文と文の繋ぎを意識した。
 
宿題が発表された翌日には着手し要点はすぐにつかめた。しかしそれを原稿用紙に落としていくと若干マス目が余る。そう、750字という条件がポイントなのだ。明らかな要点は550字程度でまとめられる。そこまでは受講者内で差は開かないだろう。だが、残り200字に対して原文からどこを拾うかにバラツキが出てくる。原文から何を削り、何を残すべきかを再考する。改めて原稿用紙にむきあえば、今度は足りなくなる。それでも何とか形にして、一度つくった要約文をしばらく放置した。時間をあけて読んでは修正して原文に戻り、を繰り返した。期限前日、さぁ、完璧だ。これでダメだしされてもそこは必ず学びとなろう、と腹をくくって要約文を送信した。

 
A.3-2 「授業後」 意気揚々と当日を迎えた。しかし、筆者の言いたいことに対する優先順位を見落とした私は、重要な箇所を捨ててしまっていた。筆者の主張の強弱が明確になる、
取るべきアプローチはあったのだ。 
 
また、原文から拾うだけでなく言葉を置き換えても良いのだ。受講者の中には、筆者の言いたいことを正確に伝えながら、圧縮した新しい表現を作り出すことに成功した人もいて悔しさも味わった。
 同じ文章を読んでいるのに、人によって拾うところ、削るところに違いが生じて興味深い。大事だと思ったからには理由がある。なぜ大事だと思ったか、そこを修正すれば要約の精度があがる。訓練を続けたい。


  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 
。文章を書くことは、その人自身が露呈するものだと感じた。就職活動の学生に作文を書かせれば、それはきっといい判断材料になるというのは、まさにその通りだ。思えば私が学生の頃の作文は、抽象的なことばかりに気をとられ具体的ではなかった。自分勝手で独りよがりで浅はかなものだっただろう。いまでも自分のクライアントへの提案資料がそうなってはいないか、常に気をつけたいものだ。
 
文演は、速読同様にとても洗練されたプログラムだった。松田さんからのメッセージがわずか8回に凝縮されている。まさに無駄がない。66期も続いているのだ。その歴史の一部として私も文演卒業生になれたことを誇りに思い、それに恥じぬようこれからも学んだ技術を磨いていきたい。

 2016-10-03契約書の確認が容易になったところと、稟議が通りやすくなったことの2点」のYさんです。

 速読への真剣な取り組み方をみて文演をススメました。

 これからの自主ゼミの仮幹事は、Yさんにお願いしています。

 先日、北京に出張中のFさんから、Yさんのアドレスをもう一度教えてほしいというメールをクリエイトにいただきました。

 「出張中も出張後も、調査&レポート書きの繰り返しです。文演ノウハウを早速適用。シェアすること、フィードバックすること、ギブ、ギブ、ギブすることが大切ですねとありました

  集まったメンバーで、「ギブ、ギブ、ギブ」してくださいね。    
 





   

          ※クリエイト速読スクールHP      

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