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今まで本を読むと眠くなってしまっていたのに

 SEG「速読による能力訓練」では、5日間の講習終了後、相当こまかなアンケートを実施しています。

 以下の質問と回答は、幾つかある大きな質問のラストとなる「受講前と受講後」についてのアンケートです。

  先週に実施したC2ターム受講の、新高2男子生のアンケートです。

    Q1. 受講前、速読訓練をどういうものと考えていましたか?

 A1. 本をひたすら読まされると思っていた。ただの遊びだと思っていた。

 Q.2 どんな目的をもって受講しましたか?

 A.2 本を読むことに対する苦手意識をなくしたかった。速く正確に文章が読めるようになりたかった。

 Q.3 実際に受講してどうでしたか?

 A.3 初日は色々な訓練をしたけど、5日間で何も変わらないと思っていた。しかし、2日目から視野が広くなってきたと感じるようになり、4日目には訓練の目的がなんとなくわかってきた。4日目に家に帰り、それまで配られたプリントを全て読んだ。久しぶりに達成感を味わった。今まで本を読むと眠くなってしまっていたのに、ずっと集中して読んでいた。5日目には読む速度が3倍になっていて驚いた。本当にこの講座をとって良かったと思う。

 

  3月22日のブログ「読字数、理解度Aで14倍に」には、相当の方たちが目を白黒されたようです。

 友人たちからは個人的に「ホンマかいな」みたいなメールをもらい、24日土曜にも、教室にレッスンを受けに来た大人の生徒さん何人かに「凄いですねー!」みたいなことを言われました。

 5日間シッカリとつきあったこちらとしては、こういう感じでスクスクと成長していく優秀な若者たちを見ているのは、素直に気持ちがよいものです。

 

 ただ、それと同じくらい嬉しいというか、仕事冥利というか、この仕事に醍醐味を感じるのは上に紹介した新高2生のようなタイプです。

 とくに、「本を読め!」といくら両親や先生たちにつつかれても、テコでも動かなかったような若者たちが「5日間で読書の面白さに気づいていく」というのは、本当にありがたいものがあります。

 それも、思春期という相当に複雑な時期の子たちが、このプログラムを受けていくと100%に近い確率で(たまには言わせてください本好きになっていくわけですから。

 

 ひとりで本を読むことの喜びさえ知れば、人にはそれだけで大きな可能性が生まれる気がします。それが、できたら10代であればなおさらよいはず。

 中学生、高校生のときに観た映画、聴いた音楽、のめりこんだ本はその人の感受性の骨格をつくっています。

 

 実は、このような回答はこれまでのSEGアンケートに多数掲載されているのですが、埋もれてしまっています。 






            ※クリエイト速読スクールHP

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