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僕は自己肯定感が低かった

 1月13日(月・祝)は、祝祭日のため教室はお休みとなりますどうぞよろしくお願いいたします 


 Oさんは、大学生。

 4月から社会人です。

 
以下は、Oさんの受講80回目アンケートと最新スコアです(入会時と受講10回は、こちら。受講20回~50回は、こちらです。60回・70回は割愛です)。

   
Oさんの受講80回目アンケート19/11/12」   
  
プラス2019年47日の第1回目の受講から、1112日までのおよそ7カ月間で、80回の受講を完了した。今後も継続して受講するが、その理由とこの7カ月の間に生じた変化を述べていきたい。

  読書体験の変化 小説を読む際、映画やドラマを見ていると錯覚するほどリアリティのある読書体験をするようになった。従来は小説を読んでいても疲れて集中が切れ、数十ページで読み止まることが多かった。80回のトレーニングを続けたことで、深くリラックスした集中力が土台として築かれてきている。その上にイメージ力理解力向上が積み上がり相乗効果を発揮し、結果的に小説を読むスピードが速くなっているのだと思う。小説一冊を読み終えるのに要する時間と、映画一作を観賞する時間はほとんど変わらない。読み方のバリエーションも増えた。内容の理解度を上げスピードを下げる読み方、理解度を下げスピードを上げる読み方を組み合わせ、読書にメリハリがつくようになってきた。会話の多いシーンはテンポ良く読み、説明的専門的な部分はじっくり読むことができる。集中して読む部分とそうしない部分を自身のさじ加減で調整する。バランスよく集中し、疲れを感じることなく一冊を読み終えることができる。読み方の工夫には、シートトレーニングで目を鍛えてきたのが活きている。いくら読むのが速いとはいえ、まったく飛ばし読みでは意味がない。目はしっかりと動き全体を素早く捉えている。このように、3つの向上(集中力×イメージ力×理解力)+読み方の工夫=読書体験の変化 となって普段の読書時に体感できているのだと思う。トレーニングの蓄積物は全て有機的につながっており、臨界点に達すると化学反応を起こす。それが実生活において、何かしらの変化として現れてくるのである。また、この小説読書体験は「味わい深く、表現を楽しむ読書」というより、「現実から逃避する娯楽的な読書」だ。小説を読んでいる間は、何も悩む必要がなくなる。現実のトラブル、ネガティブな感情が頭の中から遠のいていき、小さな本の世界に潜っていくことができる。現実から逃避する、というと聞こえはよくないが、気晴らしやストレス解消法といった類のものだ。誰もがいろいろなスタイル、やり方で持っているものだと思う。大切な人たちと過ごす時間や趣味などのように、いやな現実から一旦離れ、心を休ませるための避難所のようなものだ。いつでもどこでも逃げ込むことができる。すぐそこに避難所があれば、現実の災難にも踏ん張って立ち向かっていこうと思える。小さな本が、小さな勇気を与えてくれた。

 -自己評価の変化  もう一つは、自分自身に対する評価の変化だ。僕は自己肯定感が低かった。高校生のときに交通事故に遭い頭に大怪我を負った。集中力、IQ、言語能力が著しく低下した。リハビリや勉強をしてある程度は回復したものの、自分のなかでは今でもコンプレックスとして深く根付いている。大学生活中、所属したゼミの学生は全員が極めて優秀な人たちだった。自分とその人たちを比較し、自分の至らない部分、不出来な面に常に気を囚われていた。劣等感を募らせる日々を送っていた。そして自分への不信感を拭えぬまま、大学生活も残すところ半年間となった。一年間の休学から復学するにあたり、自分の学びに弾みをつける必要があった。そう思っていた矢先、ゼミの研修会にUさんが講師としてきた。自分の悩みを相談したところ、クリエイトを教えて頂いた。Uさんがいるなら、と迷うことなく入会を決めた。それからは通うことを何よりも優先した。Uさんは400回以上も通っており、回数を重ねることが重要だと感じていた。自分自身への焦りが功を奏したのか、もしくはトレーニング一回あたりの費用(受講料÷80+交通費)の分はもとをとらなければ!と考えていた貧乏性のせいか、毎回のトレーニングには常に全力で取り組むことができた。頭の血管の脈拍が聞こえそうなくらい集中した。トレーニングを続けていくと、スコアがどんどん伸びていった。入会当初は不可能だと思っていたスコア、レベル、読書スピードにも到達した。トレーニングレベルが上がった直後には自分の出来なさに唖然としても、回数を重ねクリアすることができた。90分の授業の間、どれだけ集中できるか。自分が全力で取り組むほど、試行錯誤するほどそれが結果となって現れた。今までは自分が努力しても、何が変わっているのかわからず、達成経験もなく、優秀な他者と自分を比較し自信を失っていくだけだった。しかしクリエイトでトレーニングを重ね、自分の能力の限界を少しずつ伸ばしていくことで、自分もまだまだ成長できると実感することができた。トレーニングに真剣にのぞむほど、毎回発見があり、小さな達成経験が蓄積されていく。このように実感できることは、自分の思考パターン行動を抜本的に変えていく。自分という人間に改革が起こる。自分は、今までわりと頑張ってきた部分もあるのかもしれない、と思えるようになる。「できない自分」という評価から、「できなくても、努力してきた自分」と自分自身を認められるようになった。

  自分にとってのクリエイト  自分がクリエイトで限界突破してきたように、継続的に通っている他の生徒さんたちも自身の限界を叩き伸ばしてきた人たちだ。ある授業を受けたときのことだ。土曜日の午前中だったと思うが、10名以上の生徒が受講していた。通常、僕は前の方の席に座ることが多いが、その日は人数が多く後ろの方に座った。カウント呼吸法から授業が始まり、いつも通り心地の良い集中に包まれながらシートトレーニングが進み、中盤のトレーニングに入った。中盤の強敵、ロジカルトテストが始まる前、受講生のシート確認準備が終わったのを講師の方が確認した。このとき前の受講生たちがボーッと目に入っていた。そして講師の方が「それでは、ロジカルトテストを始めます。よーい、」と始まりの合図を告げる瞬間だった。受講生全員の姿勢がクッと整い、前屈みの戦闘態勢に入った。教室全体に、ピリッとした緊張感が一瞬広がっていく。「始め!」の合図で全員が問題を解いていった。年齢も、肩書きも、勉強する目的も全く異なる人たちが一つの教室に集まる。90分間極限の集中状態に入り、前回の自分を超えることに一心する。その光景を目にしたとき、僕はすごい場所にきているな、と改めて実感した。このような環境がほかにどこにあるのか僕にはわからない。ただ、自分が今クリエイトに通えていることは本当にラッキーだと思う。前世でよっぽど徳を積んだに違いない。肉を食べないライオンだったか、曲がることなく直進だけしたカタツムリかもしれない。何にせよ悪事はあまりしてこなかったと思う。何か大きな目標を先に見据えているが、目の前のことに全力を尽くすことのできる人たちが創り上げる独特な雰囲気は、クリエイトでしか味わえないと思う。この雰囲気のなかで、自分をさらに鍛錬していきたい。速読ができるようになるのはおまけだ。本が速く読めるようになった、ならないは僕にとってそこまで重要ではない。まず目の前のトレーニングに全力で取り組む。試行錯誤する。継続する。これを繰り返した先に待っている新たな自分を見たい。その一心で僕はクリエイトに通い続ける。

    Oさんの受講87回目の主なスコア20/1/5」かなひろい63/6945秒 ロジカルテストDタイプ11/19(3分)・8/15(3分)イメージ記憶14/40(20秒29/40(20秒)倍速読書『罪人が祈るとき』9,750字/分・理解度A-頭に血流が回らず、スッキリとしない状態だった。良いスコアは集中だけでなく、睡眠や疲労など全ての複合的な結果だと再確認した。新年、もう一度気を引きしめて通っていきたい
   

 goo文字数の関係で序盤のスコアも割愛です。




 Oさんを、SEG春期講習4日目に招待しました。

 いい刺激を受けてほしいです。また与えてほしいです。 真                                        

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