4:30起床
ニュースをぼーっと見ながら出発準備をしていた。
点けていたテレビから、「今日は夏日になるでしょう。体が暑さになれていないので、熱中症に注意してください」とアナウンサーが注意を呼び掛けていた。
ふっ。私には関係ないだろう、と。
ここ一週間、お風呂トレーニングにより、たくさん我慢して汗を掻いて、暑さ対策をしてきたからだ。自信があった。
5:40自宅発。
途中、ガソリンスタンドへ寄ったら、集合場所に遅れそうだったので、直ぐに連絡。
そして早朝の日曜、空いている道を安全運転で向かい、しばたさん、その後、みやざきさんをピックアップ。
途中、コンビニへ寄り補給食、水、日焼け止めを買った。
その後、車を運転しながらミーティング。本日のカメラマンのみやざきさんへ、お腹周りの写真に要注意。もしかしたら加工をお願いするかもしれない、と。
その後、道中は楽しい会話で盛り上がり、7:40頃に現地着。
着替えて、自転車組み立てて、受付して、補給食をゆっくり食べて、レースに備えた。
レース前、仲間がいた事で、ナーバスにならずに居られました。
そして、8:30頃からスタート地点へ向かった。
この写真でも、すでに「子豚オーラ」が出ていた。しかし、今更後悔しても遅い!と開き直っていた。
スタート地点で並んでいる段階で、既に暑かった。
先週の群馬の極寒レースは何だったんだ。
スタート地点に並んでいる時に気付いたけれど、今日は参加者少ないなぁと。
運よく前の方に並べたので、ラッキーと思っていたのは、参加者が少なかったからかな。
そうこうしている内に、時間となり、9:04レーススタート。
最初はゆっくりで、バックストレートの登りの途中からペースが上がってレーススタート。
子豚でも、3周目までは耐えられたんですよね。
しかーし、甘かった。4周目の登りで、想定以上に暑くて暑くて、ペースを維持できずに、いつも通り?先頭集団に置いて行かれました。。。
哀愁漂うこの時、考えていた。お風呂トレーニングで暑さに耐えられるはずだったのに。。。
原因は何だ?と。
先週のレースから、減量作戦も実施していたけれど、あまり減らなかった。何が?と。
そして、はっ!!と気付いた。
ブルーベリー黒酢を炭酸水で割ったものを、当初お酒の代わりとしていたが、あの悪魔のささやきが。。。
「ストロングゼロで割っちゃいなよ」
これがまた嵌ってしまって、金曜の夜もそれを飲んでしまっていたのだ。。。
この、プリン体ゼロを選んでいるあたりが、迷いを感じる。
開き直って飲めばよいものを、少しでも影響しないようにと、クリアドライを選んでいるあたりが、ストイック☆
んなわけなくて、お酒が与える影響を過去にあれだけ教えてもらったのに、それを守れない今の弱さがコブタへ繋がっている。
その証拠写真がこちら↓
腹式呼吸中だから
そんな言い訳が通じない、この写真。
加工をせず、ありのままを公開し、次のレースの写真では少しでも引っ込んでいる様をお見せできるように、頑張る。
先頭集団から遅れてからは、楽しむ事に切り替えて、ちょうど良い集団に入って、どんな選手が走っているんだろうと周りを良く見てみる事にした。
ママチャリでゴリゴリ走る選手にはビックリした。
これが結構速いんだけど、ガチャガチャ音がなるし、ブレーキ音もキーキーいうので、近くを走るのはリスクを伴い結構怖かった。けれど、乗っている人が結構うまくて、これは職人だなと感心した。
先頭集団以外の集団で走っていると、どうしても斜行してしまう人が居たりするんだけど、結構なペースで走る集団で、ふらついて集団から抜けようとしたときに、別の集団の選手に接触しそうになった選手がいた。
接触しそうになった人が「コンシェルジュ」というゼッケンをつけた方。
あぶない!と言って、その選手の所にいって、怒るのかと思いきや、そーっとその選手の腰に手を当てて、「危ないから気を付けて」みないな感じで優しく諭していたのだ!!
これは感動した。確かに、人をモノを教えるときは、感情的になっても相手に伝えたい事が伝わらず、ただ「怒られた」と思われて、本来伝えるべき事が伝えられなかったりする。この人は、感情的にならずに、優しく諭している。過去の自分の行いを恥じた一方で、私もこれからこの「コンシェルジュ」ゼッケンをつけた方のように、優しく諭せる人になりたいと思いました。
そんな、ドキュメント72時間に負けないくらいの、色々な人間模様がありましたが、途中のバックストレートの登りで、目が回って、吐き気を催す度に、バックストレート脇に設けられたパドックに入って、水の補給と少しの休憩をした。計2回入りました。
ピット後、ちょうど良い集団を見つけたら、思いっきり踏んで追いつくを繰り返していました。
2回目のパドック休憩の後、レース開始から3時間を経過するかしないかの時、少し先を走っていた、自分より体が自転車乗りっぽかった人が、何てことのないコーナーで落車する瞬間を見てしまった。タイヤのグリップが全然利いていない感じで滑っていたので、その後、そのコーナーは滑るのか?とビビってしまった。
そのビビった直後から、暑さで目が回って気持ち悪くなることを耐えてきたが、今度は寒くなってきた。
熱中症にはならないだろう。と甘く考えていたが、なんということでしょう。なっちゃいました~。
もし、この瞬間、私が一人で参戦していた場合、そのままピットに戻っても誰もおらず、寂しくリタイヤするところでした。
しかし、私には、しばたさん、みやざきさんという仲間がいました!
チームピットに戻ったら、直ぐに寄ってきてくれて、コーラを提供してくれ、症状が治まるまで一緒に居てくれたのです!
彼らと話している内に、グルグル回っていた目も寒気も和らぎました。
固形物は食べれそうもなかったので、Powerbar Gel梅味を一本取って、再出発。
レース終了まで、後30分もないので、踏ん張るのみ。
リタイヤという考えは、無かった。また、薄笑い浮かべられて冷やかされるのも癪だし、後悔するだけなので、ゆっくり走ってでも、4時間走り切ろうと。
コースに戻ってから、何故か元気になって、しっかり踏んで4-5周走りました。
そして、4時間走り切りました。
この中途半端な子豚ガッツポーズ。
両腕上げた途端、両足が攣ってしまい、あわわとなった瞬間でもありました。。。
距離は130kmくらい
メータの平均気温は、33℃でした。
順位は平凡な、ロードソロ 78位
でも、今日できる限りの精一杯の記録なので、しっかり受け止めて、次のレースも頑張ります。