OSのWindows XPの更改を各企業や官庁が費用の面で苦慮していると、4月30日の中日新聞がトップでレポートしていました。
・愛知県 8,000台 このうち7,200台を2013年中に更改予定 残り800台はそのまま使う。ウイルス対策は対応可能。
・一宮市 1,900台 このうち740台を2013年中に更改予定 残り1,160台はそのまま使う。費用1,100万円。
・岐阜市 費用3,600万円。
・高山市 費用節約で外注せず職員の手で更改する。
・豊橋市 継続使用する機台はインターネットに接続できないよう、接続部分にテープを貼る。どこの官庁も主としてネットにつなげず、文章作成などにつかうといっています。
・名鉄 1,022台 全機の75%が該当 更改費用1億4千万円。
国内にはまだ官庁や企業を中心に3分の1がXPを使っているそうです。やはりね。私だけ古いのではなかった。
・一企業の都合で多大な出費を、ユーザーに求められる不合理に対する批判に対し、マイクロソフトは
・サーバー攻撃が高度化してきて、セキュリティが保障できないと弁明し、1年前に事前対策を呼びかける窓口を開設しました。
・年金暮らしの私も、困った、困ったという事態です。ここで10年使ったXPに至るパソコン履歴を少し披瀝しておきます。
・現職時1983年勤務先の事業所が一式100万円した NEC PC-9800 を買ってくれました。これでパソコンの初歩を少しずつ勉強し、キーボードに慣れていき Windows はまだ開発されていなく、MS-DOSコマンドという命令を打ち込み起動して、何かやろうと思えばフォートランというパソコン言語でプログラムを作らないと動きませんでした。
工業高校出の部下の社員に「日帰り出張費計算」プログラムを作らせました。アプリケーションソフトはワープロ「松」というのを、あっちこっち違法コピーして使い回した。
退職する1993年頃は、ワープロソフト「一太郎V3」を違法コピーして盛んに使った。8インチの大きなフロッピーディスクに違法コピーは当たり前、簡単にコピーもできた時代だった。しかもカタカナ入力からはじめてローマ字入力に慣れる遠回りもした。
インターネットが日本で注目されるようになったのは、退職した翌年1994年、当時のNTT社長がアメリカを視察し、これからはインターネットの時代とコメントし、だんだんインターネットが開発されていった。日本はISDNという独自規格のネット網を構築し、インターネットはADSLで韓国に遅れをとっていました。
・マイクロソフトがWindows 98を出したのが1998年で、この頃からインターネットが本格的になったように思います。(ウインドウズの歴史年表 参照)
それがバージョンアップしてWindows XP が2001,10月に発売され、2年後落ちついた頃ようやくパソコンを買うことにしました。
(つづく)
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ところでXPは、ブラウザ Internet Explorer V8 まで適用で、V9は非適用です。これが重く不具合で、マイクロソフトのダウンロードセンターからV8 をダウンロードし上書きし、ややOpereにくらべ重いがよくなりました。
マイクロソフト・コミュニティやgoo事務局に質問すると、一度すべてのプログラム/アクセサリ/システムツール /Internet Explorer(アドオンなし)/で起動してみてくれ、と助言されます。
実行してみたら「既にアドオンなしで実行中です」と表示されます。XP用 Internet Explorer V8 をダウンロードしたせいでしょうか、フーム?