今年の5月連休は好天に恵まれました。亡母1周忌法要、納骨前お寺さんを在所の長男がお迎えに出かける前、親族は記念写真を撮りました。法事は本家の跡取り、長男は大変ですね。親戚も多いし年忌法要も重なるし、出費も多いし・・。
集落の申し合わせで、葬式の香典返しは集落内はしない、年忌法要の親戚のご仏前は1万円、以前はそれに御供えとかお酒1升、金額では5000円をといった相場だったのを、申し合わせで改めたとか。親の一周忌なので外へ出ている兄弟は2万円と低めに決めました。3つの年忌が重なったし、納骨法要を兼ねるのでお寺さんへのお礼は5万円としたとのことです。
最近は経済出費の面で一周忌はおろか49日忌もお寺でお経を上げてもらい、親戚を集めての法事はしない家庭もあります。寺で上げてもらう場合は、御布施2万円、御席料を1万円お礼するのが大体の相場のようです。母の3回忌は身内だけになるでしょう。
私の手次寺は家内の葬儀を出すに当り、檀家にしてもらいました。亡くなったご住職は、その際の諸々で
「親が子にひもじい思いをさせなかったように、どんな苦労しても子に食べさせたように、 銭金で大変だからと、 親の年忌法要は欠かしてはならん」
と教えられました。それを親戚を呼んで料理屋でお斎を振舞うか、身内だけでお寺でお経だけにするかの、2通りになってきています。
今回も親戚に迷惑をかけました。その際話題になる一番は、老人介護の大変さです。20人ほどの親戚で老いた親の介護で苦労している姻族は5指を超えます。中には300百万の施設入会金に月々20万円の経費で預けっ放し、200万円で月々30万円とか、自宅介護でボケボケの母親を介護し、ディサービスとショートステイ10日くらいでも月々15万円など、愚痴話や本音の苦しさが語られました。老いることも大変、看取ることも大変で大方がボケています。
姉の家で2泊お世話になり、何かと恵まれない85歳になって苦労の耐えない姉の話も聞き帰宅しました。 大腸手術の後遺症でトイレの近い私は、気兼ねの要らない大事な姉です。
隣の実家へ名古屋の弟と挨拶に寄り、兄貴からゴルフコンペで貰った賞品のゴルフバッグをそれぞれが貰ってきました。弟は小型が欲しいと、私は中型で値札は27,300円・キャスコのキャスター付きを形見分けだと貰ってきました。
兄は昨年沖縄八重山の知覧飛行場を見たいと二度目の旅行、韓国済州島・チェジュへ旅行したと土産も貰ってきました。3年前まで経済団体の常勤役員をしたことで、退任役員は何かとセールス対象にされるとか、旅行も屋根に元も取れないソーラー発電パネルを250万円で買わされたと嘆いていました。月1万円の売電、消費電力1万円くらい、冬は積雪で発電量が落ち効率が悪いとか。20年で減価償却は無理のようです。
帰りは飛騨萩原町から旧馬瀬村へ峠を越し、岩屋ダム沿いに新緑を愛でて帰宅しました。