ロースペックPCのLiblett ff1100にDamn Small Linux4.4を入れてみた。
A5サイズ以下のノートPC
MMXPentium266MHz
RAM64MB
HDD20GBに交換済み。
LCDの画面解像度は800*480
Windows98モデルである。
C:ドライブに4GBをFAT32でWindows98、
D:ドライブに4GBをNTFSでWindows2000で
デュアルブートして
E:ドライブをDATA領域として8GB作ってあって
論理ドライブのパーティションに4GB程度の空きがある状態で、
他のPCからLiveCDの中のファイルの内の
・linux24
・minirt24.gz
と
・KNOPPIX
をフォルダごとE:ドライブ直下に
コピーしておいて、
GRUBをダウンロードして
C:ドライブに
・grldr
をおいて、
C:boot.ini
の最後に
grldr="Linux"を
追加して、
同じくC:ドライブ直下に
・menu.lst
ファイルを作って、中身を
title DSL(LiveCD)
rootnoverify (hd0,5)
kernel /linux24 root=/dev/ram1 ide1=0x180,0x386 acpi=off vga=808 lang=ja nopcmcia
initrd /minirt24.gz
title Windows
root (hd0,0)
chainloader +1
にして、再起動した。
ide1=0x180,0x386 acpi=off vga=808 lang=ja nopcmcia
は何故こうなのかあまりわかっていないが、
こうしないと後で
Xfbdev
を選択するときに起動しないようなので。
もう片方で画面が崩れたりしている感じだし。
lang=ja
は起動してから日本語入力できない場合があるらしく、
nopcmcia
を指定しないと、なんか起動しない。
vga=808
はff1100の画面解像度にあわせた設定のつもり。
起動したらHDDへのインストールを実行してみて
途中のfdiskで
/dev/hda7
をlinux
/dev/hda8
をlinuxのswap
にして、
(後で mkswap /dev/hda8 を実行しないと使えないっぽい)
/dev/hda7
にインストールしないといけなかったが、
hda6を指定していて、DATAファイルが全部消えてしまった。
がっかり。
論理パーティション内に作ったドライブは
hda5から始まるんだな。
基本パーティションは1つのディスクに4つまでと思ったが、
論理パーティション?とあわせて4つまでなのだろうか。
論理は1つだけだが、その中にいくつも論理ドライブ?を作る
ことができるのね。
つまり、論理パーティション内に作った3番目がhda7なので
気を取り直してここにインストールした。
シングルユーザで、ext3使用しないで、ブートローダーも入れないで、
再起動してwindowsで
menu.lstを編集、
title DSL
rootnoverify (hd0,5)
kernel /linux24 root=/dev/hda7 ide1=0x180,0x386 acpi=off vga=808 lang=ja noscsi
を追加した。
最後の行に
initrd /minirt24.gz
を残しておくと、E:ドライブ直下のKNOPPIXフォルダに入っている方が
起動してしまうので、この行は削除しておくか#でコメントアウトしておく。
nopcmcia
はハードディスクインストール後であれば消しても起動するように
なった。
これを指定したままだとPCカードスロットが使えないので、
ネットワークにも繋がらない。
ff1100特有のスマートメディアスロットもPCカードスロットの1つの
ようだが、scsiなのかもしれない。
で起動してみた。
とりあえずは動く感じだ。
ネットワークも普通に繋がるが、
PCカードを抜き差したらフリーズした。
再起動したら、xが起動しなくなったので、
再度、ハードディスクへインストールを実行することになった。
USB機器の抜き差しでもフリーズすることがあるようだ。
なので、menu.lstにはE:ドライブのKNOPPIXも
起動できるように残しておいた方が良さそうだ。
このため、シャットダウンの時のバックアップは必ず
hda6に行うようにして、
menu.lst のE:ドライブの方から起動する方の
kernel ~
の行の最後に、dsl restore=hda6
を追加した。
これで再インストールするときでもフリーズする前に
シャットダウンした状態が再現できるようになった。
見栄え的に、なんかネットブックぽくてなんか良くなった。
でも、やっぱり古いPCだから遅いなぁ。