ヒル釘です ヨートと分類的には一緒でしょうが
ヨートにはネジが切ってある前に鍔がありますが
ヒル釘にはありません 釘として表記されます
但し 公団用ヒル釘は大きな鍔がある形状となります
線径というサイズ表記をされ 口部分の開き間隔の表記
R内径や全長など ヨートよりは大きいタイプとなります
例えば NO.10 は 線径が 3.5 R内径が18 全長が72ミリ
NO.14は 線径が 5 R内径が24 全長が91ミリ
NO.16は 線径が 6 R内径が26 全長が100ミリ
NO.20は 線径が 8 R内径が30 全長が140ミリ
漢字表記は蛭釘となります この名称はお茶の世界の茶室金物で
日本から古くからある釘です 調べて見ると古いものは確かに釘です
打ち込みますね お茶室の炉の上や花入れなどを掛ける金具でした
ヨート ヨーオレは 洋灯 洋折と漢字を当てますので
ランプなどの明かりを掛ける金具としてネジを切ってある物となります
こちらが真鍮ヨートです
何故ヒル釘となるのかなと思っていたのですが、茶室金物を見ると
古いものや由緒ある形は、ぽってりしたヒルみたい・・・納得しました
茶室金物のヒル釘は、鍔の有る物も存在するので分類の境目は何処?
茶室金物の蛭釘でも、ネジ式のものもありましたので
ヒル釘(ねじ込み式) 日本の名称表記となるのでしょう
茶室金物の蛭釘は お茶の流派によって取付ける向きが違います
お茶とは深い物ですね 金物一つの取付け位置により流派が判るとは・・・
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