アンティーク塗装・エイジング塗装には2つの手法を駆使しました
前に書きました ダメージ加工ですね こちらは直接木枠をガンガン
手法はそれぞれです 虫食い痕には ペンキが乗らないように工夫をして
ワタシは ノミと 玄翁と 金槌 ワイヤーブラシ そして紙やすりとヘラを使いました
仕上がったのは新品の1×材を使ったとは思えない風合いですよね~
これだけでは タダの痛んだ枠です ここに塗装の手法をプラスするのです
下地の塗料を塗り その上から「クラック」 つまりヒビ割れを再現致します
クラックを作るのは、ターナーさんからご提供いただいた「クラックルグレーズ」です
この専用のヒビ割れ加工剤を塗布してから 更に上塗りを重ね 乾くのを待つのです
タップリと塗ると 大きなひび割れが・・ 薄めに塗ると縮緬状のひび割れが加工できます
ダメージ加工してある キズの部分を強調するように ヒビ割れ部分を決めます
下塗りの色により ヒビ割れ具合も工夫を凝らします
下地の色をどれくらい表に出すのか 上塗りの塗料のクラックをどれだけ入れるか
それでも 人の手で作ったものではない 自然に入るクラック模様に部員はワクワクです
少し枠の部分を拡大してみましょう・・・ 上塗りがホワイト系統なので 少し判りづらい
ちょっと 色を強調してみると こんな感じですが・・・
ダメージ加工で 枠の線が柔らかく良い具合に こなれております
ヒビ割れは小ぶりな縮緬加工にしました 海岸で少し風雨にさらされた風です
2時間の作業時間で 風合いの良いアンティーク仕上げとなりました
丁度作業中に業界紙の取材も受けまして・・女性は大胆だ!とお褒めの御言葉を頂きました
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