産業廃棄物処理のリサイクル工場のベルトコンベアです
一般の方がリサイクル・仕分けとなると想像するのがこのラインです
但し、こちらの工場はレベルが違いました、プロの仕分けです
皆さまがイメージするのは長いベルトコンベアにパートの方
外国の方や高齢者・おばちゃまやフリーターが沢山並び
黙々と担当する品目のプラスチック・金属・木・紙・ビニールに
分けて行く姿だと思われますが ご覧下さいベルトコンベア短いです
人数も思った程、並んでいないと思いませんか？
そして作業員の方の回りの仕分け先のバケツや入れ物に、ご注目
1人1品目ではなく、何品目も担当されているのです
それだけ優秀で能力があるということが作業を見ていると判ります
手前の大きなゴムのベルトローラーは中に磁石が入っており
ベルトコンベアを横断する形で回っております
磁石で吸い付け横に金属を仕分けして運び磁力を切る事で
金属を移動仕分け致します ベルトは補修の跡がいっぱいありました
それだけ強い磁力で吸い付ける為に時には刺さるという事ですね
この後にベルトコンベアは粉砕機へと流れて行きます 機械で粉砕し
ラインを通る工程で更に細かく、金属・コンクリ・プラスチック・ガラス・陶器などに
分類されて行きます 粉砕機にかけるまでもなく人で分類出来るのであれば
リサイクル資源として出荷出来るという事なので、ここの作業がとても重要なのです
見学者が多い為 コースも説明図も壁に掲示してありました
フルの場合は、このように向かい合った人が同じ品目を担当して行く形です
実際には、1人で回りの入れ物分の品目を担当しております
瞬時の判断力は、凄いです 奥から紙・木・ビニール・プラスチック・金属ですが
建材に詳しい作業員の方は、塩ビ・プラスチックも種類別に分け
金属などは、アルミ・スチール・ステンレス・トタンを分類されておりました
そして、それらをドラマーのように回りの容器に投げ入れて行きます
回りに設置された1人辺りに担当する数の多さ！
皆さま高度技術者なので、高給取りだと伺いました 凄い運動量です！
ホームセンターの売り場で状態の良い金属であっても、金属の見分けは
難しい時があります ステンレスとアルミとニッケルメッキは難易度が高い
変色した銅や真鍮、ましてや機械で取り壊された古い金属はグリースなどで
汚れていて線状の物は区別・判断が付きづらいです
ゴミを知る・建材を知る・研修期間が長いと何度も繰り返されて説明を受け
リサイクル率を上げるのは、人の手プロの作業員の方達の能力に依ると！
だから作業環境を良くするために粉塵対策に莫大な費用をかけており
そこで回収したホコリまでも資源としてリサイクルをしている取り組みに
24時間稼働する高俊興業株式社のトップ企業としての意気込みを感じました
こちらがエアシャワーです そして作業員の方の防塵マスクは遠くて
見づらかったので確信出来ませんが性能が高いタイプだと思いました
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