ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

掘り出し物

2007-12-30 09:52:23 | リサイクルショップ
輸入アメカジ古着の仕入れは、我々地方のリサイクルショップにとっては、販売価格の設定が高く、輸入業者を介しては難しいかな?と苦慮していました。3年程前に、自らもアメカジ古着の店を何店舗も経営し、卸もしていらっしゃる方とコンタクトが取れ、格安の卸価格で仕入れさせていただいています。XLargeやStussyの新品も扱って、ドメスティックブランドのアウトレット品も卸していただけるので、とても重宝していました。ヴィンテージ品に関しても指導していただいたり、社長さんはアメリカにセカンドハウスや倉庫も所有していますので、現地の情報もいただいたりしています。ただ、ある程度おまかせでいただいている為、『こんな感じのジャケット5枚と、こんなブルゾン3枚と』という様に、数アイテムを少数枚という注文するのは難しく、私自身お伺いしてピックできればよいのですが、都内からも結構な時間を要する場所に国内の倉庫を構えている為、それもなかなかできませんでした。昨年から新品のファッション小物をある商社から仕入れております。やはり仕入れの為に倉庫にお伺いすると、アメカジの古着の輸入も少しだけしているという事で、そちらの倉庫も見てみると量は少ないのですが、価格はそこそこ安い。時間もなかったので適当にピックして会社に送ってもらいました。帰ってきて段ボール箱を開けて、商品を1品1品よくチェックしてみると、リーバイスの旧ロゴのシャツがありました。表示のプライスが安かったので、まさかと思ったのですがヴィンテージ品でした。サイズが合えば自分が買おうかと思ったのですが、ちょっと大きめだったので店に並べました。仕入れが安かったのでベラボウな売価も付けられず、少々高めの売価を付けておきましたが、すぐに売れました。タマタマまぎれていたのか?と数ヶ月後に再度お伺いして、今度はよく商品を拝見しました。例えばリーバイスの赤耳の様な凄い物はございませんでしたが、チャンピオンのリバースゥープが数100円とか、掘り出し物がありました。他の輸入がメインで古着の方は、コンテナの隙間にチョッ入れるだけで、あまり詳しくない方が仕入れしているという事だそうです。その様に仕入れた物は当店でも、掘り出し物として、さほど高くない価格で販売します。お客様に喜んでいただければ、楽しんでいただければという気持ちです。そこでの仕入れは年間2~3回程しか行けないのが残念です。思えば、以前のリサイクルショップには掘り出し物を探す楽しみがありました。最近は貴重な物もネットで相場を調べる事ができますし、古い物をただ古い物と一瞥で拒んだり、面白さが希薄になってきていると思います。ミッドセンチュリー調の家具が流行り始めた頃、私も古くともミッドセンチュリーを思わせるテイストの物は、出来るだけ引き取って安く販売していました。ところが家具に関しては、掘り出し物を探す方もあまり存在せず『いいなぁとは思うけど、場所がないのよねぇ』と、家具の掘り出し物は難しい様ですが、よく探すと掘り出し物、お宝のある店というものを目指していきたいと思います。

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