ブートレッグ盤と隠し録り

春に元レインボーのヴォーカリストの共演ライブを体験、近年はその手の音楽はあまり聞いていませんでしたし、そのライブに行ったのも郷愁の念に近いものでした。帰ってからレインボーや当時のハードロック系の物を聴いても、懐かしさしかなかったのです。鶴岡銀座と言われる付近にＣＤブレインという中古ソフトを扱うお店がございます。ここの店主は私の３歳下ですが、家が近所で、大塚町という今では鶴岡市屈指の大住宅地が、住居表示は認められていませんでしたが、わずか数１０軒で町内会をスタートさせた頃の仲間です。小学生も１年から６年まで男女合わせても２０名程しかいなかったので、３歳違いでも野球等をして遊んだ記憶がございます。彼の記憶の中では、当時私が好きだったＫＩＳＳのロゴのステッカーをランドセルに貼っていた事だそうです。まぁそんな彼のお店に久し振りにお伺いすると、ブートレッグＣＤが沢山ありました。正規版では聴けないライブバージョンが聴けると思うと、またあの記憶が蘇りワクワクしました。高校や大学時代にも海賊盤といわれるものはよく購入していましたが、当時はもちろんレコードであったし、音も遠くからラジカセで録音したような最悪なものでしたが、最近のものはデジタル機器で録音したり、マスタリングしたりしているのでしょうか？音も格段に良くなっています。そういえば、昔コンサートやライブをポータブルカセットプレイヤーで隠し録りをする友人がいました。もちろん私のライブも録ってもらったり助かりました。高校時代、鶴岡の文化会館に松田聖子さんがいらっしゃいました。彼はそのコンサートも録音していたのですが、コンサート終了後も録音を解除しなかった為、彼がコンサートの帰りに自転車に乗りながら松田聖子の曲を歌ったり、自動販売機でジュースを買って一気に飲み干し『あ”～っ』と唸り声をあげるところまで録音されていたのを思い出しました。私的にはコンサートの音より面白かった。画像はCD購入の際に商品を入れてくれる袋ですが、洒落がきいています。