今月のロッキンオンを買って驚いた事がございます。日本の3大ロック評論家、伊藤政則、大貫憲章、渋谷陽一がレッドツェッペリンについて座談会をしているのです。そもそも伊藤氏と大貫氏は仲がよいのですが、伊藤氏と渋谷氏は
犬猿の仲でした。皆さんラジオで番組を持っていらっしゃったのですが、渋谷陽一はNHK-FMのサウンドストリートは国営放送という事もあって抑えてはいるのですが、伊藤政則はロックトゥデイという深夜放送で(ラジオ関東なので鶴岡では雑音だらけで聴きにくかった、大貫氏は全英トップ20という番組を持っていました。ちなみにラジオ関東は今のラジオ日本です。)渋谷氏の悪口をガンガン言っているものでした。そんなお三方が対談というのも、少々驚いたのですが、記事を読んでみると今年行われたツェッペリンの復活ライブを直前に、渋谷氏と伊藤氏がお互いの手を握り『二人で死に水を取ろう』と言ったと書いてありました。ロック番組を聴かない空白の20年間に何があったのだろう。毒舌でも有名な彼らもそれ相当の御歳になられたという事でしょうか?

