大森第一小学校第40期卒業生同期会

卒業して幾星霜、さあ懐かしい面々と再会し、浮世の憂さも忘れて、思い出話に花を咲かせよう!

つぶやきの部屋55

2019-12-13 20:35:11 | Weblog

「にらみ」

市川団十郎や海老蔵などの成田屋の専売特許である「にらみ」。
ここは天下分け目の決戦ということで、お許しいただきたいとばかりに
うら若き乙女二人の大見得をご覧いただきましょう。

結局このとき(12月8日、ノースアメリカン・オープン決勝戦)の出来映
えが、明年の東京五輪の女子シングル出場権に繋がったことを思えば、
若さを凌ぐ経験の豊かさが、より睨みの利いた「にらみ」となったわけ
です。
 決勝は、4-2で石川佳純(26)が平野美宇(19)を下して優勝し、
 65ポイント差で3番手にいた石川が逆に135ポイントリードすること
 になった。それでも最後の国際大会である「ワールドツアー・グラ
 ンドファイナル」(卓球のワールドツアー成績上位者のみ出場)の
 1回戦(12月12日)で、石川が相手中国選手に負けて、平野が別
 の相手中国選手に勝てば、平野が出場権を得ることができた。
 しかし、共に敗れて、石川に出場権が与えられることになった。

石川に憧れて卓球に励んできた平野には、多分本人は気付いていないかも
知れないけど、どこか忖度が働いた(にらみになった)ように思うのです
よね。平野には次があるけど、石川は最後の五輪になるでしょうからね。
 石川の1回戦の相手は、世界ランク10位の石川に対して同3位の劉シブン
 (しかも今年の世界選手権女王。対戦成績も0勝11敗)。
 世界ランク11位の平野の相手は、同18位の王芸迪。今年の手合わせで敗
 れてはいるものの、勝つチャンスは多分にあった。

どちらに必死さがあったか分かるのが、真中の写真。石川の形相、凄いで
しょ。これを見たならにらめっこも降参。
ま、平野はシングルはダメでもダブルスや団体戦のメンバーとして東京五
輪の切符は手に入れるでしょうし、メダルの可能性もそちらの方が髙い。
団体戦でメダルをとったなら、三人(石川、平野、伊藤美誠)でカメラの
前で大見得を切って欲しい。決して笑ったりしないから。!(^^)!

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