22日のコンサートのリハーサルでした!
いよいよ今週末ですよぉ・・・。
伴奏をしてくださる奥さんとは、
昨年のメンバーズコンサートでも、ご一緒しました。
今回は、それ以来、2回目です。
たくさんの伴奏者がいらっしゃったので、
1曲しかご一緒できなかったのですけれども、
とても印象に残っていて、
今回、このお話を頂いて、伴奏が奥さんだとお聞きした時に、
曲はヴォルフ=フェラーリにしようと決めていました。
どう表現すればいいんでしょうねぇ・・・。
これだと閃いちゃったんですよ・・・。
普段は日本歌曲の伴奏をなさることが多いそうなのですが、
繊細な音をベースに、
強烈な音も優しい音も、うっとりする音もハッとする音も・・・
とにかく色々な音を持っていらっしゃって、
もし、ご一緒できたら、
ヴォルフ=フェラーリの世界が広がるような気がしたのです。
ヴォルフ=フェラーリという作曲家は、
二つの大きな世界大戦を経験した人で、
しかも、その時代に、イタリア人の母とドイツ人の父の間のハーフとして
生きた人なのですよ・・・。
イタリアとドイツが対戦した戦争の時です。
どちらの国にもいられなかったので、
永世中立国のスイスに逃げるしかなかったんですよね。
そんな生い立ちゆえ(と言われていますが)
曲も、いろいろな表情があって、
イタリア的な旋律美と、ドイツ的な繊細さと
両方を備えた秀逸な作品となっているのです。
学生時代は、声がなかったので、
繊細さで勝負するドイツ・リートなどを中心に歌っていましたが、
最近、楽器が出来上がってきて、
イタリア的な響きもついてきたので、
ヴォルフ=フェラーリは、
どうしても今、歌いたい作曲家の一人なのです。
もちろん、プッチーニも歌いたいし、
ヴェルディにもチャレンジし始めましたし、
実際に、22日はヴィオレッタの名アリアも歌いますし、
相変わらずモーツァルトも歌っていたい、
欲張りな私なのですけれども。
何度かリハーサルでご一緒しているうちに、
とっても良いアドヴァイスを頂いたこともありました。
今週末に、この楽しい時間が終わってしまうことが、
とっても寂しく感じられます。
アート・カフェ・フレンズあたりで、
日本の歌ばかりを集めたコンサートなども企画したいな~などと思っているので、
出来たら・・・なんて。。。
ずーずーしー私です。
余談が多くなりましたが、
そ~んな感じで、順調に仕上がってきていますので、
是非是非、楽しみにしていてくださいね!
2月22日(日)夜6時半開演
旧東京音楽学校奏楽堂にて
チケット、まだありま~す。