リサイタルの次の勉強会で歌う曲の楽譜です。
♭だらけの小節の次に
♯だらけの小節がきているのが
見えると思います。
♭(フラット)は半音下の音を、
♯(シャープ)は半音上の音を演奏します。
…厳密に言うと違うらしいのですが、
ピアノの鍵盤上で考えると、
ソの♭とファの♯は同じ音・・・
白鍵のソと白鍵のファの間にある黒鍵になります。
この曲は変ト長調(Ges-Dur)なので、
もともと、ファ以外の音全部に♭がついています。
なので、右の小節の最初の音・・・ソと、
次の音・・・ファの♯は同じ音になります。
でも、作曲上は、同じ音でも、違う音として
記譜するんですよね。。。
…なんでこんな書き方をするのかって?
理由があるんですよ!
転調しているからとか、前からの流れとか、
いろいろな場合があるのですが・・・
でも!!!
文句を言いたいくらい、
譜読みが大変で…
私の楽譜には、写真でも分かるように
たくさんの異名同音が書き込まれています…
ってか、書いたのは私ですが。σ(^_^*)
中途半端に絶対音がある私にとっては、
和音の中で考えるよりも、
異名同音でも、絶対的に音を取った方が
取りやすいみたいです。
かと言って、
和音の中で音を取るという作業をしないと、
音程が悪くなっちゃうので、困り者なのですが。
もう少しして、メロディーが体に馴染んだら、
急に音楽が心地よいものになってきます・・・。
それまでの辛抱だな~。
頭が痛くなってきたので少し休憩して、
リサイタルの、リートの世界を旅しようと思いま~す。