さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

異名同音

2010-07-10 | 日記・エッセイ・コラム

異名同音

リサイタルの次の勉強会で歌う曲の楽譜です。

♭だらけの小節の次に
♯だらけの小節がきているのが
見えると思います。

♭(フラット)は半音下の音を、
♯(シャープ)は半音上の音を演奏します。
…厳密に言うと違うらしいのですが、
ピアノの鍵盤上で考えると、
ソの♭とファの♯は同じ音・・・
白鍵のソと白鍵のファの間にある黒鍵になります。

この曲は変ト長調(Ges-Dur)なので、
もともと、ファ以外の音全部に♭がついています。

なので、右の小節の最初の音・・・ソと、
次の音・・・ファの♯は同じ音になります。

  

  

でも、作曲上は、同じ音でも、違う音として
記譜するんですよね。。。  

…なんでこんな書き方をするのかって?

理由があるんですよ!

  

  

転調しているからとか、前からの流れとか、
いろいろな場合があるのですが・・・

   

  

  

  

でも!!!

文句を言いたいくらい、
譜読みが大変で…
私の楽譜には、写真でも分かるように
たくさんの異名同音が書き込まれています…

ってか、書いたのは私ですが。σ(^_^*)

  

  

中途半端に絶対音がある私にとっては、
和音の中で考えるよりも、
異名同音でも、絶対的に音を取った方が
取りやすいみたいです。

かと言って、
和音の中で音を取るという作業をしないと、
音程が悪くなっちゃうので、困り者なのですが。

  

もう少しして、メロディーが体に馴染んだら、
急に音楽が心地よいものになってきます・・・。

それまでの辛抱だな~。

  

  

頭が痛くなってきたので少し休憩して、

リサイタルの、リートの世界を旅しようと思いま~す。

コメント
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