さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

おすすめ著書発見。

2011-11-06 | 歌い手奮闘記

図書館で、ヴォイストレーニングに関する本を見つけました。

 

ヴォイステクニックの真実 改訂版

『声を仕事に使う人のための加瀬メソッド』 

 

 

 

 

生徒さんや、ヴォイストレーニングをしている合唱団の団員さんに、
「声をよくするためにお勧めの本、ありませんか?」と聞かれることがよくあります。

ヴォイストレーニングに関する著書はたくさん出ていますが、
そのほとんどがカラオケ愛好者を対象としたもの。

クラシックの声楽を勉強する人達のための教則本は、
あまりありません。

 

当然と言えば、当然です。

本を読んでも野球は上手くなりません。
本を読んだからと言って、ピアノが弾ける訳ではありません。

コーチがいたり監督がいたり、共演者やパートナーがいて、
人との関係の中で何かをつかみ、
個人の練習でそれを伸ばしていくしか、上達する術がありません。

 

数学も、問題を解いていくことによって、
計算が早くなったり、より難しい問題に取り組むことが出来ます。

公式を覚えたからと言って、数学者になれるわけではありません。

 

 

でも、教科書は時として助けになります。

 

歌う時に自分の筋肉は、骨は、声帯は、肺は、共鳴腔はどうなっているのか。
声が出ない時に、何をメンテナンスしたらいいのか。

 

 

楽器の構造を知ること、楽器の鳴る仕組みを知ること、
トラブルに対処する方法を考えること。

大事だと思います。

 

 

残念ながら、頭の中に知識を詰め込み過ぎると、
頭の中で響く空間がなくなってしまうような感覚に陥りやすいのが難点ですが。

 

 

図書館で見つけた『加瀬メソッド』に関する本は、
声に関する職業につく人全般を対象にしたものでした。

 

俳優・歌手(ポップスなど、あらゆる歌が含まれるでしょう)・ナレーター・・・

呼吸をして、声帯を振動させる・・・全ての職業が当てはまるものです。

 

どう響かせるか、マイクを使うか使わないか、
声を届ける対象(お客様)がどこにいるのか・・・それらが違うだけです。

 

 

基礎中の基礎として、この本はおススメですよぉ~♪

 

 

オーム社というところから出版されています。

加瀬玲子さん著です。

 

 

マヌエル・ガルシア大先生の本や、東敦子先生の本もお勧めです。

 

 

なお、加瀬さんやオーム社とは、何の関係もありません。

宣伝活動をしている訳ではありませんし、
ご本人に承諾を得てブログで紹介している訳でもありません。

その点はご理解くださいね。

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2011-11-06 | インポート


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