7月11日のドイツ・リートの演奏会で歌う曲を
練習しています
リート、というのは、“歌”という意味のドイツ語で、
ドイツの芸術歌曲は、ドイツ・リートと呼ばれています。
7月の演奏会では、ヴォルフの歌曲と
リストの歌曲・・・そして
ブラームスの2重唱を歌う予定になっています。
ヴォルフの歌曲は、大学院の時に散々勉強して、
修了試験の一つは、ヴォルフの歌曲を歌いましたから、
ちょっと安心しているのですが・・・
実は、リストは初めて
リストの歌曲というのは、リートの中でも特殊で、
オペラ・アリアのような壮大さを持っているのです。
大学院時代の私の声は、まさにレッジェーロで、
“軽い声”以外の何物でもありませんでした。
リストのリートは、オペラでも、
ミミやトスカのような、重い声に向いている曲だというイメージがあり、
・・・と言いますのも、
当時、リストのリートを歌って大学院を修了した友人は
ミミの声にピッタリの人でしたし。
私の声では、リストの歌は歌いきれないと思って
諦めていたのですが・・・
今回、リストのリートのお話を頂いてしまいました。
正直に言って、ちょっと悩んでいたりもするのですけれども・・・。
でも、最近は、ミカエラやリューや、
重い声の役も歌えるようになってきましたので、
リストの曲にも、挑戦してもいいのかな、と思い始めています。
せっかく、お話を頂きましたし、
初めての挑戦でドキドキしますが、
頑張って勉強してみようと思います!
もしお時間がありましたら、私のチャレンジを聞きに
(見に!?)
お出かけくださいね!
7月11日(金)18時半開演
上野公園内にある、旧東京音楽学校奏楽堂です!
全席自由で、3500円です~。