さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

本番前日です

2009-02-22 | 日記・エッセイ・コラム

いよいよです~。
頑張ります!としか言いようのない今日は、
本番前日です。

しばらく風の強い日が続いていましたが、
明日は降らずにすみそうですね。
雨女としては、一安心・・・・・・。
降ったりして・・・

  

明日、前半は『歌曲の世界』ということで、
私は4番目に歌います。

後半は『オペラアリア』
私は4曲目に歌います。

ドレスは一応、3着用意しました・・・。
そのうちの2着を着る予定です。
どれを着るかは、他の出演者の方のを見て、決めようと思います。
アイロンも持っていこうと思ったのですが、
旅行用のアイロンを引っ張り出してみたら、
壊れてるっ
明日、早起きして、買って行こうかなぁ・・・と悩み中です。

  

4番目の出演なのですが、
全自由席ですので、
ぜひぜひ、お早めにいらしてくださいね!
場所は奏楽堂・・・上野駅の公園口を下りて、
東京文化会館の横を通り過ぎて、
上野公園の中にあります~。

ではでは、会場でお会いしましょう!

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22日を迎える準備

2009-02-19 | インポート

部屋、片付けましたよぉぉぉぉぉ。

で。
今日は、新たに事務仕事をこなしておりました。

22日のコンサートのプログラムに、訳詞を挟むことになったのです。

  

訳詞って言ってもですねぇ。。。
これが、大変。
私は、原語のニュアンスを大事にしたいので、
日本語訳を、作らない主義なんですねぇ。
単語の意味だけ調べて、なんとなく訳せたら、
自分が分かるように書き込みをして、おしまい。

なので、人様にお見せ出来るような代物じゃあ、ございませんっ!

  

例えばですねぇ・・・。

 

ヴォルフ=フェラーリの歌曲の最初の歌い出しが
Giovanottinoという単語で始まります。
Giovanottoという単語は、青年とかがっしりした若者という意味で、
語尾が-inoに変化すると、「小さい」とか、「かわいらしい」とか、
そういうニュアンスが付加されます。

でも、かわいらしい青年、と訳すと、意味が変わってきちゃうんですよね。
なんとなく、愛すべき対象となりそうな雰囲気が出てきちゃうじゃないですかぁ。
でも、この曲の場合、
どちらかというと、小馬鹿にしている感じというか、
恋愛対象にならない、物足りない感じというか・・・

小さい青年、というのも、違う気がするんですよね。
身長が小さい訳ではなく、子供でもなく・・・
この曲の場合、
どちらかと言うと、自分や自分の恋人と同じくらいの年齢で、
でも、冷やかしたりイジワルなことをちょっとするので、
お子ちゃまな感じの雰囲気を持っているような感じというか・・・

で、結局、どう訳すんだろう?と思うのですが、
うまい日本語が見つからない。

小僧? あんた? 少年? 青二才? お兄さん? キミ? 

で、結局、
自分の楽譜には“青年の縮小形”などと書き込みがされている訳です。

それって、訳詞じゃないし・・・。

  

そこいら辺のところは、原語の専門家にお任せするべきなんじゃないかと
思うんですよねぇ。

と、いう訳で、
入手できる限りの訳詞を集めて、
こちらの方がいいとか、あちらの方がいいとか、
いろいろと見比べたりしておりました。

それをパソコンに入力して、出典も合わせて入力して、
事務所に送信

  

当日、プログラムに挟まれていると思いますので、
私が選んだ訳詞はこれなんだ~と思って、
見てみてくださいね♪

  

  

余談ですが。

『風とともに去りぬ』の有名なセリフ
明日は明日の風が吹く
↑これって名訳ですよね。
原語では Tomorrow is another day.
直訳すると、明日はまた違う日である、なんですが、
明日は明日の風が吹く、の方が、的を得ていると思います。
・・・よね? 笑

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ローマは1日にしてならず

2009-02-18 | インポート

朝から資料の山に囲まれています・・・。

  

昨日のリハーサルの時に、
「楽譜が間違っているんじゃないか」という話が出たのです。

私は歌い手なので、伴奏譜の方まで
しっかりとは見ていなかったのですが 
ピアニストの奥さんが、気づいてくださったんですね。

で、家に帰ってから、CDを聞きまくり!!!

  

大学時代にヴォルフ=フェラーリという作曲家に出会ってから、
出版されている書物はほとんど入手して、
楽譜も、歌曲とオペラは、ほとんど入手して、
歌曲に関しては、発売されているCDは
全て(・・・と思うのですが・・・)手に入れました。
(・・・と、こう書くと、マニアみたいに聞こえますねぇ)

全て、と言っても、
何十枚もある訳ではない、マニアな作曲家なのですが。

CDを聞くと、確かに、
違う音符で演奏してるものもあり、
どれが正しく、どれが間違っているのか、分からない状態に!

  

クラシックの楽譜って、辞書と一緒で、
たま~にミスプリントがあるんです。

で、その間違いを探すのも、音楽家の役目。

  

・・・というわけで。

歌曲に限らず、オペラもオケもひっくるめて
CDをガンガン聞きまくって!
楽譜の束をガサガサあさって!
資料をバサバサひっくり返して・・・!

  

部屋が・・・たいへん~~~ 

   

今日も一日、研究(?)に没頭して、結論は出せましたが、
その代償として、部屋が凄い事になってます・・・。

  

  

ローマは1日にしてならず
部屋は1日にして原型を留めず

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打ち合わせ、リハーサル・・・

2009-02-17 | インポート

なんだかとっても寒い日でした。

寒暖の差が今週は激しくなるでしょう、と
テレビの天気予報で言っていたのですが・・・
寒暖の差、というより・・・
寒“熱”の差!!!

先日の、あの暑さはなんだったんでしょう!!!

  

今日は、寒くて寒くて、
思わずカイロが欲しくなる一日でした。

しかも、朝から飛び回っていたんですヨォ・・・。

  

先ずは、4月3日のアートカフェ・フレンズの打ち合わせ
どんなプログラムにしようとか、
こんなコンセプトで行いたい!というのを打ち合わせました。
頭の中では、かなり出来上がっているので、
あとはどうやって形にしていくか、なんですけれども、
結構、いい感じになりそうです♪

  

そして、その後は、
今週末22日のコンサートの
リハーサル・・・。

頭の切り替えが、大変!

  

もともと、器用な方ではないので、
一つのことを始めると、とことんやってしまいたくなるんです。。。
・・・というか、
あることを始めてしまったら、
ズルズルとそれを引きずってしまう、というか。
なので、スイッチの切り替えが大変でした。

が、なんとかリハーサルも終了~。

今日のリハーサルでは、ホールで歌うことを
きちんとイメージして、集中して歌ってこれました。
まだまだ修正したいことは山ほどありますし、
日程も、何日かありますので、
もうちょっと、努力をしていきたいと思います。

  

もちろん、体調管理もしっかりね!

  

・・・と言いつつ、

  

この寒さは、ツライよぉぉぉぉぉぉぉ 

  

帰宅してすぐに、コタツに潜り込むサナエでありました

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呼吸

2009-02-16 | インポート

22日のコンサートのリハーサルでした!

いよいよ今週末ですよぉ・・・。

   

  

伴奏をしてくださる奥さんとは、
昨年のメンバーズコンサートでも、ご一緒しました。
今回は、それ以来、2回目です。

たくさんの伴奏者がいらっしゃったので、
1曲しかご一緒できなかったのですけれども、
とても印象に残っていて、
今回、このお話を頂いて、伴奏が奥さんだとお聞きした時に、
曲はヴォルフ=フェラーリにしようと決めていました。

どう表現すればいいんでしょうねぇ・・・。
これだと閃いちゃったんですよ・・・。

  

普段は日本歌曲の伴奏をなさることが多いそうなのですが、
繊細な音をベースに、
強烈な音も優しい音も、うっとりする音もハッとする音も・・・
とにかく色々な音を持っていらっしゃって、
もし、ご一緒できたら、
ヴォルフ=フェラーリの世界が広がるような気がしたのです。

ヴォルフ=フェラーリという作曲家は、
二つの大きな世界大戦を経験した人で、
しかも、その時代に、イタリア人の母とドイツ人の父の間のハーフとして
生きた人なのですよ・・・。

イタリアとドイツが対戦した戦争の時です。
どちらの国にもいられなかったので、
永世中立国のスイスに逃げるしかなかったんですよね。

そんな生い立ちゆえ(と言われていますが)
曲も、いろいろな表情があって、
イタリア的な旋律美と、ドイツ的な繊細さと
両方を備えた秀逸な作品となっているのです。

  

学生時代は、声がなかったので、
繊細さで勝負するドイツ・リートなどを中心に歌っていましたが、
最近、楽器が出来上がってきて、
イタリア的な響きもついてきたので、
ヴォルフ=フェラーリは、
どうしても今、歌いたい作曲家の一人なのです。

  

もちろん、プッチーニも歌いたいし、
ヴェルディにもチャレンジし始めましたし、
実際に、22日はヴィオレッタの名アリアも歌いますし、
相変わらずモーツァルトも歌っていたい、
欲張りな私なのですけれども。

  

何度かリハーサルでご一緒しているうちに、
とっても良いアドヴァイスを頂いたこともありました。
今週末に、この楽しい時間が終わってしまうことが、
とっても寂しく感じられます。

  

アート・カフェ・フレンズあたりで、
日本の歌ばかりを集めたコンサートなども企画したいな~などと思っているので、
出来たら・・・なんて。。。

ずーずーしー私です。

  

余談が多くなりましたが、
そ~んな感じで、順調に仕上がってきていますので、
是非是非、楽しみにしていてくださいね!

  

2月22日(日)夜6時半開演
旧東京音楽学校奏楽堂にて
チケット、まだありま~す。

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