♪とおりゃんせ とりゃんせ ここはどこのほそみちじゃ
てんじんさまのほそみちじゃ ちょっととおしてくださしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ このこのななつのおいわいに
おふだをおさめにまいります
いきわよいよいかえりはこわい
こわいながらも とおりゃんせ とりゃんせ♪
このわらべうたは、江戸時代から伝わる。埼玉県にある川越城に入り三芳野神社にお詣りする時のうただと言う。諸説あるようだが、七歳の女の子を連れて木のお札を納めに行く様をうたにした。当時は子供は育ち難く、七歳まで育てていただいたお礼参り。♪いきわよいよいかえりはこわい♪は城内を通るので身の回りを調べられたと言う。天神信仰のうた。
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白梅と石の臥牛像。梅の開花時期は多くの人が訪れる。
9月26日久し振りに京都四条烏丸にある佛教大学四条センターの公開講座を受講した。タイトルは「続・京の寺社と街かど探訪」。今回は北野界隈-北野天満宮に関係した2人の人物、菅原道真と豊臣秀吉の話。講師は海外文化・秘境の旅デザイナー前田雅彦先生と佛教大学講師熊谷貴史先生。昨年もお二人の講座「近江探訪」を聞かせて頂いた。お二人ともお若いが、旅行デザイナーの前田先生、仏教美術史専門の熊谷先生が京の名所・旧跡、何気ない京の街並みの中の見所を興味深く紹介してくれる。受講生は約100人。田舎親爺のような前期・後期高齢者が大半。皆さんよく勉強され講師級の方もおられる。
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佛教大学四条センターでは、仏教に纏わる講座から教養講座まで46もの講座が開講されています。
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場所は四条烏丸京都三井ビル4階にあります。TEL:(075)231-8004 センター事務局
「北野天満宮の創建」
天神信仰のはじまり 文子託宣の図(講座資料より)
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「文子天満宮 天神縁起」(講座資料より)
文子天満宮のご祭神は学問の神として崇敬されている菅原道真公天神さま。延喜元年(901年)藤原時平のざん言により大宰府にへ左遷、その途次 乳母多治比の文子に形見として、公自身で彫られた神像を授与された。文子は御遺徳を偲び 庭前に小祠を作り、その後神像をおまつりしたのが、この神社の起こり。醍醐天皇時菅原道真公は《 845~903》右大臣として、藤原時平《871~909》は左大臣として廟堂に列していた。道真公は時平のざん言により大宰府に左遷され、2年後に横死された。その後、時平をはじめ、一門が不慮の災いに遭い、ことに清涼殿の落雷によって、朝臣の頓死、地震災害、天候不順による農作物の不作等、政治経済の混乱など天変地異がおこり、これらはすべて道真公のなす《たたり》と、人々を恐怖の底に追い遣ってた。このような社会情勢の不安定な中で、道真公の霊をまつる、日本で最初に「人」を主祭神とする天神信仰が起こったと言う。
天慶5年《942》多治比の文子に託して、天神となった道真公のお告げがあった。多治比の文子が記した《創建縁起》において道真公はすでに天神の号を得たので鎮国の思いがある。世にある時、しばし遊んだ右近の馬場(今の北野天満宮)にまつられることを望むとお告げがあった。天歴元年(947)六月九日に多治比の文子は、これを北野の地におまつりした。これが北野天満宮の創建。
北野天満宮の由縁を学習したところで、早速、復習。京都・北野天満宮にお詣りした。
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「北野天満宮のみどころ」
教えて頂いた見所。次回お伝えします。
次回は豊臣秀吉の由縁の碑の話から・・・
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てんじんさまのほそみちじゃ ちょっととおしてくださしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ このこのななつのおいわいに
おふだをおさめにまいります
いきわよいよいかえりはこわい
こわいながらも とおりゃんせ とりゃんせ♪
このわらべうたは、江戸時代から伝わる。埼玉県にある川越城に入り三芳野神社にお詣りする時のうただと言う。諸説あるようだが、七歳の女の子を連れて木のお札を納めに行く様をうたにした。当時は子供は育ち難く、七歳まで育てていただいたお礼参り。♪いきわよいよいかえりはこわい♪は城内を通るので身の回りを調べられたと言う。天神信仰のうた。
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白梅と石の臥牛像。梅の開花時期は多くの人が訪れる。
9月26日久し振りに京都四条烏丸にある佛教大学四条センターの公開講座を受講した。タイトルは「続・京の寺社と街かど探訪」。今回は北野界隈-北野天満宮に関係した2人の人物、菅原道真と豊臣秀吉の話。講師は海外文化・秘境の旅デザイナー前田雅彦先生と佛教大学講師熊谷貴史先生。昨年もお二人の講座「近江探訪」を聞かせて頂いた。お二人ともお若いが、旅行デザイナーの前田先生、仏教美術史専門の熊谷先生が京の名所・旧跡、何気ない京の街並みの中の見所を興味深く紹介してくれる。受講生は約100人。田舎親爺のような前期・後期高齢者が大半。皆さんよく勉強され講師級の方もおられる。
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佛教大学四条センターでは、仏教に纏わる講座から教養講座まで46もの講座が開講されています。
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場所は四条烏丸京都三井ビル4階にあります。TEL:(075)231-8004 センター事務局
「北野天満宮の創建」
天神信仰のはじまり 文子託宣の図(講座資料より)
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「文子天満宮 天神縁起」(講座資料より)
文子天満宮のご祭神は学問の神として崇敬されている菅原道真公天神さま。延喜元年(901年)藤原時平のざん言により大宰府にへ左遷、その途次 乳母多治比の文子に形見として、公自身で彫られた神像を授与された。文子は御遺徳を偲び 庭前に小祠を作り、その後神像をおまつりしたのが、この神社の起こり。醍醐天皇時菅原道真公は《 845~903》右大臣として、藤原時平《871~909》は左大臣として廟堂に列していた。道真公は時平のざん言により大宰府に左遷され、2年後に横死された。その後、時平をはじめ、一門が不慮の災いに遭い、ことに清涼殿の落雷によって、朝臣の頓死、地震災害、天候不順による農作物の不作等、政治経済の混乱など天変地異がおこり、これらはすべて道真公のなす《たたり》と、人々を恐怖の底に追い遣ってた。このような社会情勢の不安定な中で、道真公の霊をまつる、日本で最初に「人」を主祭神とする天神信仰が起こったと言う。
天慶5年《942》多治比の文子に託して、天神となった道真公のお告げがあった。多治比の文子が記した《創建縁起》において道真公はすでに天神の号を得たので鎮国の思いがある。世にある時、しばし遊んだ右近の馬場(今の北野天満宮)にまつられることを望むとお告げがあった。天歴元年(947)六月九日に多治比の文子は、これを北野の地におまつりした。これが北野天満宮の創建。
北野天満宮の由縁を学習したところで、早速、復習。京都・北野天満宮にお詣りした。
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「北野天満宮のみどころ」
教えて頂いた見所。次回お伝えします。
次回は豊臣秀吉の由縁の碑の話から・・・
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