小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

健康診断ではなく不健康診断

2020-10-24 22:19:19 | 医学・病気
コロナに、病院、や、クリニックが、びびってしまって、非常勤医を採用しなくなって、今年、ずっと、仕事がなかった。

もう、医者の仕事は無理か、コンビニ店員になるか、野垂れ死にするか、と、覚悟した。

しかし、8月に、ある健康診断の仕事が、きっかけで、健康診断の仕事が、出来るようになった。

なので、9月、10月、は、健康診断の仕事を、やりまくった。

成人病の人の割合が、すごく多いのに、驚いた。

高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風、で、病院に通って、薬を飲んでいる人の、割合が、多い。

これらの病気は、症状が出るまでは、何ともないから、自分から、医者に行く、ということは、絶対、ないはずだ。

なので、血圧が高かったり、コレステロールの値が、高かったりしたら、企業が、社員に命じて、病院に行くよう、指導しているとしか、思えない。

健康に対する、危機感が無い。



コレステロール、や、中性脂肪、の値なんて、薬なんて、飲まなくても、運動と適正な食事で、簡単に落とせる。

医療費の無駄使いである。

僕は現在、身長は172cmで、体重は62kgから65kgの間を変動している。

身長172cmのBMIによる適正体重は65kgである。

成長が止まった20歳の時の身長は172cmで体重は60kgくらいだったから、BMIからすると、平均的な体重、か、やや少し痩せ型である。

しかし僕は甘い物が好きなので、コレステロールは260(基準値は上限220である)を越すこともあるし、中性脂肪も200(基準値は上限150)を越すこともある。

しかしコレステロール、や、中性脂肪、の値なんて、薬なんて、飲まなくても、運動と適正な食事で、コレステロールは基準値の220に、中性脂肪も基準値の150に落とすことが出来る。

しかし健康診断では、コレステロールが220をちょっとでも超えたら、つまり、コレステロールが225で、もう高脂血症薬を出している。

これには驚いた。

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