小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

うらしま太郎(コロナワクチン)

2023-01-08 08:24:28 | 医学・病気
うらしま太郎(コロナワクチン)

ある漁村に、うらしま太郎という若い漁師がいました。

ある時、うらしま太郎が浜辺を歩いていると、子供たちが、一匹の亀をいじめていました。

「こらこら。動物をいじめちゃいけないよ」

と、うらしま太郎は注意しました。

すると子供たちは、「ごめんなさい」と言って去って行きました。

「うらしまさん。助けて下さってありがとうございます。お礼に竜宮城にお招きしたく思います」

と亀は言いました。

「わかった。じゃあ、行くよ」

こうして、うらしま太郎は亀の甲羅に乗って、海の中にもぐり、竜宮城に行きました。

竜宮城には、きれいな乙姫がいました。

「亀を助けてくださって有難うございます」

乙姫はニコッと微笑んで、うらしま太郎をもてなしました。

楽しい日々が何日か過ぎました。

「乙姫さま。僕は陸に帰ろうと思います」

うらしま太郎が、そういうと、乙姫は、ちょっと残念そうな顔をしました。

しかし。

「そうですか。残念です。ではお帰りください。それでは、つまらない物ですが、これを差し上げます」

と言って、乙姫は、玉手箱をうらしま太郎に渡しました。

「ありがとう」

うらしま太郎は礼を言って、そして亀の甲羅に乗って、浜辺にもどりました。

しかし、見知らぬ人ばかりです。

うらしま太郎は、玉手箱を開けてみました。

すると、玉手箱の中には、一本の注射器が入っていました。

どういうことなのだろうと疑問に思いつつも、うらしま太郎は、注射器を自分の腕に打ってみました。

すると、どうしたことでしょう。

うらしま太郎の呼吸が急に荒くなっていきました。

そして、全身がガクガク震え出しました。

そして、5分もせずに、うらしま太郎は死んでしまいました。



実は、注射器に入っていたのは、コロナワクチンだったのです。

そのため、うらしま太郎は、アナフィラキシーショックを起こして死んでしまったのです。

これは、きっと乙姫が、うらしま太郎が、他の女を好きになることに嫉妬したからでしょう。

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