バカと医者は使いよう。
バカとハサミは使いよう。
と言うけど。
「バカと医者も使いよう」
なのである。
僕は医者であると同時に、多病もち(喘息、痙攣性便秘、不眠症、、自律神経失調症、うつ病)の患者でもある。
なので、かかりつけの医者に一カ月に一度、薬をもらっている。
もちろん、僕が、この薬とこの薬を処方して下さい、と要求してのことである。
なまじ治そうという色気がないのがいい。
知りもしないくせに、なまじ治そうという医者にかかると、えらい目に会う。
というより、そういう医者には、一回でかからなくなる。
僕が一カ月に一回、薬をもらいに行くと、医者は胸の聴診をして、
「音は悪くないですね」
という。
これを20年、続けている。
言葉に出しては言わないけれど。
何にも知らないんだなー、と思っている。
胸の聴診をするのは、喘息の状態を知るためだが。
喘息(こんなありふれた病気)も知らない。
喘息は気管支が収縮するから呼吸が苦しくなるのだ。
だから、喘息の状態と乾性ラ音は比例するのだ。
だから僕が「喘息の状態に問題はない」と言えば、聴診する必要などないのだ。
こんなこともわからず、20年、聴診を続けている。
こんなのが平均的な医者なのだ。
☆
それと最近、気づいたのだが、僕の喘息は中程度だが。
季節的に、1年のうちで秋口あたりだけに発作が起こる人がいるが。
そういう人は、呼吸器内科にかかってなく(医者にかかるほどではない、と自己診断している、のと、医者にかかるのは何となく気まずい)という思いから、医者にかかってない人もいるのだろう。
そういう人を僕は何人も見ている。
呼吸器科の医者にかかって、吸入薬(β刺激薬)を吸えば、まず呼吸の苦しさは治る。
テオフィリンの飲み薬も有効である。
いざとなれば、ステロイドを使えば、絶対、呼吸苦は治まる。
1年のうち、秋に喘息発作が出る時もある、くらいの人は、「自分は喘息患者ではない」と思いたがっているのだろう。
しかし、10日でも発作が起こっている時は苦しいものである。
変な見栄で医者にかからないのは良くない。
バカとハサミは使いよう。
と言うけど。
「バカと医者も使いよう」
なのである。
僕は医者であると同時に、多病もち(喘息、痙攣性便秘、不眠症、、自律神経失調症、うつ病)の患者でもある。
なので、かかりつけの医者に一カ月に一度、薬をもらっている。
もちろん、僕が、この薬とこの薬を処方して下さい、と要求してのことである。
なまじ治そうという色気がないのがいい。
知りもしないくせに、なまじ治そうという医者にかかると、えらい目に会う。
というより、そういう医者には、一回でかからなくなる。
僕が一カ月に一回、薬をもらいに行くと、医者は胸の聴診をして、
「音は悪くないですね」
という。
これを20年、続けている。
言葉に出しては言わないけれど。
何にも知らないんだなー、と思っている。
胸の聴診をするのは、喘息の状態を知るためだが。
喘息(こんなありふれた病気)も知らない。
喘息は気管支が収縮するから呼吸が苦しくなるのだ。
だから、喘息の状態と乾性ラ音は比例するのだ。
だから僕が「喘息の状態に問題はない」と言えば、聴診する必要などないのだ。
こんなこともわからず、20年、聴診を続けている。
こんなのが平均的な医者なのだ。
☆
それと最近、気づいたのだが、僕の喘息は中程度だが。
季節的に、1年のうちで秋口あたりだけに発作が起こる人がいるが。
そういう人は、呼吸器内科にかかってなく(医者にかかるほどではない、と自己診断している、のと、医者にかかるのは何となく気まずい)という思いから、医者にかかってない人もいるのだろう。
そういう人を僕は何人も見ている。
呼吸器科の医者にかかって、吸入薬(β刺激薬)を吸えば、まず呼吸の苦しさは治る。
テオフィリンの飲み薬も有効である。
いざとなれば、ステロイドを使えば、絶対、呼吸苦は治まる。
1年のうち、秋に喘息発作が出る時もある、くらいの人は、「自分は喘息患者ではない」と思いたがっているのだろう。
しかし、10日でも発作が起こっている時は苦しいものである。
変な見栄で医者にかからないのは良くない。