古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第二十章 乍恐奉申上返答口上覚控え 其の三十八

2014年01月30日 07時48分58秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「乍恐奉申上返答口上覚控え」第七頁、上の三~四行目

 

解読 可申筈と乍恐奉存候。右申上候通り

    奥地ヶ谷瀧ヲ限り両村取合ニ而、則瀧

 

読み 申すべき筈と恐れ乍ら存じ奉り候。右申し上げ候通り

    奥地ヶ谷瀧を限り両村取り合にて、則ち瀧

 

解説 「可申筈と」…下から返って「申すべき筈と」。 「乍恐奉存候」・・・恐れ乍ら存じ奉り候。 「申上」の次は「候通り」です。 「瀧ヲ限り」・・・カタカナの「ヲ」は「乎」が元の字です。 「両村取合にて」・・・「取り合い」と読むのか、「取り合わせ」と読むのか分かりません。意味もよく分かりません。 「則」・・・すなわち。