渡辺松男研究48(2017年4月実施)『寒気氾濫』(1997年)
【睫はうごく】P160~
参加者:T・S、A・Y、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:渡部 慧子 司会と記録:鹿取 未放
400 やまざくら抱くさっかくにおちいりて大空のごとく瞑りていたり
(レポート)
「やまざくら」とは恋人なのだろう。「さっかくにおちいりて」に、はにかみを込めているのかもしれない。目を閉じて、しみじみそのときを味わったであろう。(慧子)
(当日発言)
★自分が大空になっているんですね、目をつむって。(T・S)
★やまざくらと大空の取り合わせがいいなあと思いました。でも、「さっかくにおちいりて」がよ
く分からないですね。(A・Y)
★抱いていたのは女性なんですね。でも、里の染井吉野のような華やかなさくらではなくてやまざ
くらというところがいいですね。ちょっと野生があって素朴で、つんとすましたような都会の桜
とは違う。それで女性を抱きながら、素朴な山桜をおおらかに包み込む大空のように自分は目を
瞑っていた。(鹿取)
【睫はうごく】P160~
参加者:T・S、A・Y、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:渡部 慧子 司会と記録:鹿取 未放
400 やまざくら抱くさっかくにおちいりて大空のごとく瞑りていたり
(レポート)
「やまざくら」とは恋人なのだろう。「さっかくにおちいりて」に、はにかみを込めているのかもしれない。目を閉じて、しみじみそのときを味わったであろう。(慧子)
(当日発言)
★自分が大空になっているんですね、目をつむって。(T・S)
★やまざくらと大空の取り合わせがいいなあと思いました。でも、「さっかくにおちいりて」がよ
く分からないですね。(A・Y)
★抱いていたのは女性なんですね。でも、里の染井吉野のような華やかなさくらではなくてやまざ
くらというところがいいですね。ちょっと野生があって素朴で、つんとすましたような都会の桜
とは違う。それで女性を抱きながら、素朴な山桜をおおらかに包み込む大空のように自分は目を
瞑っていた。(鹿取)
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