欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

コンパクトなタイニーハウスに注目‼老後生活にはこれで十分

2025年02月17日 09時44分07秒 | 建築のうんちく

【タイニーハウスが人類の生活を変える】

皆さんはタイニーハウスをご存知でしょうか。
これは、10平米から15平米位の超狭小住宅の事です。

ネット検索すると、車輪の付いたものが出て来ますが、厳密にはこの様な車輪の付いたものは、タイニーハウスと呼びません。

何故なら、車輪の付いたものは、住宅として適当でないからです。

最近の台風の様に、風速70mに達する強風では、自動車でさえも風で道路を転げ回っています。


もしも、車輪の付いたタイニーハウス風のものが、風速70mの強風に遭遇したら、簡単に横倒しになってしまうでしょう。

また、日本は地震国です。
震度7の揺れは、いつ何処に来てもおかしくありません。

こんな揺れで、車輪の付いたものは、倒れる可能性があります。


何故ならば、車輪付き住宅の場合、車体の周囲をジャッキで固定しているだけで、こんなものは、地震の揺れで簡単に外れてしまいます。

【要するに、車輪の付住宅は危険で住めないと言う事です❗】


…しかし、本物のタイニーハウスは違います。
現在、バスターズが研究中の建物は、特殊なアイデアを結集し、風速70mでもびくともせず、震度7でも傾きもしない安全性を持っているんです。

しかも、太陽光パネルを屋根にのせ、その電力を蓄電池に蓄電し、雨水や地下水の利用で、水道も必要としませんし、汚水も微生物に分解させる装置があります。

【つまり、バスターズタイニーハウスにインフラは要らない‼️】
…と、言う事です❗

このバスターズタイニーハウスには、トイレもシャワーもキッチンも、ベッドも装備されています。

【これ以上何が必要でしょうか❓】


…このバスターズタイニーハウスを、パレスチナのガザに持って行けば、その日からパレスチナの人々は、生活を始められます。

この、バスターズタイニーハウスは、最初から船で輸送も可能な設計がされています。

バスターズタイニーハウスが人類を救うかもしれません。

 

マイホームを購入し、金利が上昇してきて、ローン返済が苦しくなってきたという世帯が増えました。

 

そもそも、子育て世代が買うマイホームは、家族4人ぐらいで住めるような設計になっています。

 

子供が大学を卒業するまで22年間は、役に立つ家なんです。

 

でも、子供が社会に出て、家を出て行ったら、夫婦2人の生活になります。

 

今度は、夫婦2人だけで住むには、『家が広すぎる』という現象が起こります。

 

使わなくなった部屋は、単なる物置になります。

 

そこで不要な物を断捨離したら、物が無くなり、もっと家が広く感じるようになります。

 

そして、物が無くなって空間が増えた家は、冬寒いです。

 

部屋数が多いと、掃除も面倒です。

誰も使わない部屋を、掃除して回る虚しさ。

 

やがて夫婦は年を取り、中年になると、膝や腰が痛くなり、階段を上って2階の部屋に行くことが億劫になります。

 

そのうち、2階には上がらなくなり、1階の部屋のみで、生活するようになります。

 

結婚して夫婦になってから、死ぬまで50年間としたら、マイホームが重宝するのは、たった20年間ほどです。

 

人生で、たった20年間のために、マイホームの借金地獄、ご苦労様です。

 

35年間や50年間といった、長期ローンを組んで、借金地獄で生きてきたあかつきには、マイホームが無用の長物なんですね。

 

だったら、子育て期間は、部屋数のある賃貸に住み、夫婦が老後、小さな平屋のコンパクトなタイニーハウスを建てて住むのが、効率良いのではでないでしょうか。

 

これからの日本は、お金を少しでも節約し、無駄なく効率良く生きることで、いい老後が迎えられると思います。

 

住宅販売メーカーや、不動産屋の“売り言葉”に騙されないよう、己の人生をしっかり設計して生きて下さい。

 

 

 


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大騒ぎになった放送業界の特殊な常識〜業界やフジテレビでは普通のことだったけど

2025年02月10日 10時37分53秒 | 経済

【フジテレビ本社ビルと秘密基地】

超近代的フォルムが強烈な【フジテレビ本社】ビルは、東京湾のお台場に建っています。

設計は、TANGE建築都市設計によるものです。
「心地よい」空間作りを理想とする丹下健三の設計です。

丹下健三と言えば、1970年の大阪万博の際、会場中央のお祭り広場の大屋根を設計した建築家として有名です。

…その丹下健三が東京湾の臨海副都心のシンボルとして設計したのが、【フジテレビ本社ビル】なのです❗

私は、この【フジテレビ本社ビル】に仕事で行ったことがあります。


…実は、個性的なデザインは、外観だけでなく、内部にも及びます❗

私は、報道部の部屋に入りましたが、そこも近未来的な空間でした。


設計コンセプトの「心地よい」とは似つかわしくないデザインでしたが、
流石は丹下健三のデザインだと感心したのを覚えています。

この部屋は【フジテレビ本社】では【秘密基地】と呼ばれています。

【フジテレビ本社】と言えば、最近は【女子アナの性上納問題】が、クローズアップされておりますが、私自身はやや異なる解釈をしております。

…テレビ局の仕事は、タレントや広告代理店との接触が多く、他の会社とは全く異なる世界です。

テレビ局の女性社員は、どちらかと言えば、タレントや広告代理店の男性とお付き合いしたい願望があります❗

テレビ局側だって、そんな事百も承知ですから、女子アナをタレントや広告代理店のコンパニオンガールとして使うことも当然です。

【いわゆる、ギョウカイなのです❗】
【ギョウカイが好きでTV局に来たのですから仕方ないのです。】
【ギョウカイが嫌なら、辞めて、スーパーのレジうちをすれば良いのです。】

…スナックやキャバレーの女性従業員は、客にお尻を触られる事も承知で働きに来るんです❗
お尻を触られて、大騒ぎする水商売の女性従業員がおりますでしょうか。

同じように、TV局の女子アナだって、タレントや広告代理店の男性にチョッカイ出されることもあるでしょう。

今回のスキャンダルは、皆の騒ぎすぎではありませんか?


「心地よい」を設計コンセプトとした建築家の丹下健三先生も、天国で苦笑されておられるのではないでしょうか。

…どの世界にだって、その世界の常識とかしきたりがあるんです❗


ヤクザにはヤクザの世界の仁義があるし、ギョウカイにはギョウカイの仁義があるんです。

【頑張れフジテレビ、負けるなフジテレビ、大好きフジテレビ。】


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田舎暮らしの醍醐味『お米と野菜が安い』&『座敷わらし』と『幽霊』

2025年01月24日 10時28分23秒 | 古民家

都市部のスーパーでは、お米、野菜など、半年間で、約2倍の値段に高騰しました。

 

国民の食を担うという、重要な任務を背負っている農家からは、「儲からない」という愚痴ばかりが聞こえます。

 

また、お米が値上がっていることをいいことにして、野菜も高く売ろうという、自分さえ良ければいいという仲介業者もいるので、値段は上がる一方です

 

どこの国も、国民の食糧は確保すべく、政府が対策を打っています。

 

でも日本政府は、まずは選挙の時に、自分の党に票を入れてくれる企業や団体を優先します。

 

なので票を入れてくれる企業や団体が、儲かるようになっています。

 

しかし、消費者も負けてはいけません。

 

お米の値段が高いから、お米を買わず、代用で麺類やパンを食べるようにしたら、

『痩せたー(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)』

と、喜ぶ人が多くなりました。

 

『どうしても、お米を食べないといけない』

という訳ではないのですね。

 

欧米人は、小麦粉が主食です。

東南アジアには、イモを主食とする人たちもいます。

南米には、トウモロコシが主食の国もあります。

 

お米が高くて買うのがアホらしいと思う人は、お米以外の、小麦粉やイモ、豆などに切り替えています。

 

結果的に、『健康的になった』『しっかり食べてるのに痩せた』という現象になっています。

 

ご飯って、カロリー高いですしね。

 

糖尿病の人は、ご飯の摂取の制限ありますからね。

 

日本人の主食は、お米ではなくなる日が来るかもしれませんね。

 

お米よ、さらば‼️

 

 

【座敷わらしは幼い子供の霊魂】

昔は、人が亡くなる時に、病院ではなく家の中で息を引き取りました。
また、子供が産まれてすぐ、子供の顔に濡れた紙を被せて殺すことも、普通に行われておりました。

今でこそ、この様な家は、事故物件と言われ、忌み嫌いますが、昔の日本では、何処にでもある話でした。

…ですから、古民家には普通に幽霊が出るんです❗

ここからは、身の毛もよだつような実体験談です。
もう、10年近く前になりますが、西日本のある場所で古民家を購入した時の話です。

夜寝ていると、天井裏からなにやら物音がしてきました。

…それは、数え歌の様な童歌の様な、不思議な歌が微かに聞こえて来ました。


そのうち今度は、天井裏で誰かが、毬をつくような音(トーン、トーン)にかわり、朝方まで断続的に聞こえていました。

よく、座敷わらしの話で、この様な現象が起こると聞いていましたから、この古民家にも子供の霊が出たことを実感しました。

…数日して、この事をご近所にはなすと、
「うちなんか天井裏から呻き声がして、家族全員が震えています❗」
と、更に怖い霊体験の話を聞かされました。

それから数日後のことです。
今度は裏庭で作業をしていると、白髪短髪の老人が、こちらを眺めていました。


挨拶をしようと、近づく間に、この老人は消えてしまいました。

 

何処かに姿を隠す場所等なく、忽然と消えました。

実は、この老人の幽霊がでる少し前、古民家の大きな柿ノ木の根元を掘っている際に、土の中から大型犬の物とおぼしき白骨が出土しました。

とかろが、この白骨を家族が薄気味悪く思いゴミとして廃棄してしまいました。

…この大型犬の骨は、古民家のお爺さんが可愛がっていた猟犬らしいことが、暫く後になって判明しました。

この様な現象を、目の当たりにすると、この世もあの世も、実はパラレルに存在するもので、異常な事ではない様に思います。

亡くなった子供は、今も童歌を歌いながら毬をつき、亡くなった老人は、今も猟犬を伴わせて狩りをしているのでしょう。

【古民家を買う皆さんは、幽霊も家族にする覚悟が必要です‼️】

 

 


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神戸市に廃屋のスラム街⁉️これは貧しい日本の象徴か

2025年01月15日 11時22分43秒 | 調査日誌

【廃屋は再生せず解体するのが世のため】

神戸と言う街は、南に大阪湾、北に六甲山系があります。


その為、街は狭く、山側に行くにしたがって、登坂になります。

急傾斜地が多く、坂道を電動アシスト自転車で登るにも立ちこぎしなければなりません。

また、道路も狭く、路幅が4m未満の場所も多いのです。

現在の建築基準法では、路幅4m未満の土地に家を建てることは出来ないことになっています。

【これは緊急車両が通行するのに支障があるためです】

しかし、今の建築基準法以前に建てられた建物が、神戸には多く存在致します。


このような土地は、放置され、建物は廃屋になり、屋根が腐って落ちている建物も少なくないのです。

…ところが、最近になって、この様な廃屋を買い取り、修理して住む者が出て参りました。

神戸市役所までもが、この様な活動を称賛していました。

【しかし、現実にはスラム化し、多国籍の若者が住みついています】


…先日も、この様な現場を視察して参りました。

現場がわからず、近所の住人に場所を聞きながら行ったのですが、評判の悪い場所なので、皆さん場所を知っていました。


とにかく、近隣住民は迷惑している様で、

「あんなものがあると地価が下落するから困る」
「近所で子供を遊ばせるのが怖い」

…みたいに言っておられて、少々驚きました。

【現場についてびっくり、そこは荒れ果てたスラム地域でした】

良く言えば、大学の学園祭を開催している時のように、かなりみっともなくした感じでしょうか。


私は大柄なのですが、その私が恐怖を感じました。

周辺には、ポンコツ自動車が放置されていたり、ガラクタみたいなゴミが散乱し、一言で「怖い」感じがしました。

よく、発展途上国でスラムの映像を見ますが、日本にも、それも神戸に、薄気味悪いスラムが存在しました。

何か古い建物を壊そうとすると、必ず反対する人が現れます。


「古い物は貴重だから残せと言います❗」
「古い建物を修理して使うことは、自然環境に優しいと言います❗」

【でも、そのために治安が悪化するとしたらどうでしょうか❓】

【私は、朽ちた廃屋は、直ちに解体し、更地に戻すべきと考えます❗】

 

このような貧しく怖い地域を見た時、日本の将来はもうあかんな…と、絶望的な気分になってしまいます。

 

でもこの状況が、今の日本を反映しているのでしょう。

 

賃上げで給与は増えても、税金&社会保険料の高騰、さらに食料品などの物価高騰で、生活苦の人たちが増えてきました。

 

お米だけでなく、野菜も値上がり、今に本当に買えなくなって、食べるものがなくなります。

 

『お腹いっぱい食べれない』

 

「あ〜、もうお腹いっぱい」なんて、そんな日はなくなるかもしてません。

 

いつも腹八分、腹六分の、食べ足りないような、満足感のない状況に陥るかもしれません。

 

暖房代を節約して。

食費を極限まで切り詰めて。

苦しい生活が、日本の未来です。

 

ローン返済も厳しく、返済が困難となると、神戸市のスラム街のようなところに住む人たちが増えるでしょう。

 

一生懸命働いても、みんな取り上げられて、失うだけとなると、懸命に働くのがアホらしくなり、働かない人たちが増えてきます。

 

日本中が、貧しく飢えていく気配を感じます。

 

ただ、政治家と官僚たちは、豊かなままです。

 

『平等な世の中』というのは、なかなか難しいのですが、『公平な世の中』は、実現可能です。

 

日本国民が、それぞれに合った収入を得て、公平で幸せな生活が送れることを願っています。

 


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1階の広いリビングは耐震性に問題あり

2024年12月24日 10時46分00秒 | 大工に用心

一般的な木造住宅設計では、一階に広いリビングを設計する事が多いです。

しかし、これは住宅の耐震性を考えると、非常に弱い設計なのです。

…と申しますのは、二階と屋根の重量を一階部分の梁と柱が支えるからです。


通常、広いリビングの部屋の真ん中には柱をもうけませんから、リビングの上の二階部分と屋根の重みは、リビングの天井裏にある梁とリビング周辺の柱で支える事になります。

縦荷重はこれで何とか支えられるのですが、問題は横荷重です。

横荷重というのは、強風が家の横壁に吹き付けたり、地震力によって、建物が振られる時に生じる応力です。

この様な横方向からの応力に対抗するのが、耐力壁という壁です。

家のリビングルームの場合、部屋の周囲にしか耐力壁が配置されていない事が多く、この事が、広いリビングルームがあると、耐震性が低くなる原因になっています。

事実、大地震でぺちゃんこに倒壊する家屋の多くは、一階に広いリビングルームがある家が多いです。

…広いリビングルームは、家族団らんの場所として重要なのですが、あまり好ましい設計とは言えないのです。

もしも、どうしても広いリビングルームが必要な場合は、一階に作るのではなく、二階にもってきては如何でしょうか。

この場合、リビングルーム天井裏の梁は、二階の屋根の重みを支えるだけになり、垂直荷重が軽減されます。


この状態でも依然として、横方向からの応力が生じて参りますが、垂直荷重が軽減された状態で、横方向からの応力が加わった方が、建物の応力に対する負担は軽く出来ます。

二階に広いリビングルームがある家が、震災で倒壊する確率は、一階にリビングルームがある場合よりも、格段に低くなります。

よく、大工がこんな事を言いますが、あまり信じない事です。


【大丈夫、大丈夫、丈夫に作れば一階のリビングだって大丈夫‼️】

…一体、どんな証拠や根拠でこんな事を言っているのでしょうか❓

【大工に任せて大丈夫な事は、極稀です‼️】

 

 

いつから、リビングという部屋が、広くなったのでしょうか?

 

昔の昭和の家は、台所は狭かったです。

その狭い台所に、無理やり、食卓テーブルを置いて、家族で窮屈そうにご飯を食べていました。

 

居間は、台所と別にあって、居間は畳の和室で、冬はこたつがありました。

 

『リビングダイニングルーム』

いつしか、20畳もある、広い部屋が出現しました。

 

広いリビングルームは、開放感があって、家族やお客様も集まれる部屋であって、それはそれで良いとは思います。

 

しかし、広い部屋は、冬寒いです。

 

広い部屋を暖めるのに、どれだけ暖房をつけないといけないでしょうか?

 

広い部屋は、電気代がめちゃめちゃかかるだけ。

 

“物価上昇で食費代ケチって、高い電気代を払う”

 

電力会社を食わせるために、高い電気代払うのは、アホ臭いです。

 

理想としては、1000w以下の暖房器具で暖まる部屋で、

『1ヶ月間の電気使用量は、300kwhまで』

というのが、高い電気代にならず、良いと思います。

 

1ヶ月300kwhなら、おおよその電気代は1万円ほどです。

 

物価高騰で生活が苦しい状況で、1ヶ月の電気代に、2万も3万もかけるのは、もったいないです。

物価上昇は、今後も続きます。

企業の人件費と、国の税金・社会保険料が上がってますので、物価は、安くなることはないでしょう。

 

各家庭では、効率良い出費に切り替えていかないと、将来的にお金はなくなっていく一方です。

 

今、見直されている狭い家、タイニーハウスは、今後、需要が出てくると思います。

 

 

 

 

 


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