欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

雨漏りの屋根修理・葺き替え工事のボッタクリ被害横行

2024年06月21日 11時47分09秒 | 大工に用心

2024年7月3日、新紙幣になります。

新しい一万円札の人物、渋沢栄一は、誰かに似てるような…

どっかで見覚えのあるような…

 

あっ、毛沢東だ!

 

中国の紙幣には、毛沢東が描かれています。

 

その毛沢東のヘアスタイル、風貌、雰囲気に、似てますね。

 

 

最近の日本は、共産党の中国の国家のように、指標を改ざんしたり、政治家たちは金と権力の猛者であり、国民の生活を苦しめる増税に勤しんだり、市場の為替を介入で操作したり、中国を馬鹿にできないようなひどさです。

 

その中国を、崇めての、新札一万円でしょうか。

 

 

 

現在の日本政府と官僚たちは、国民から税金をぼったくり、国民は生活が苦しいです。

一方で政治家は裏金で儲けて、官僚たちも高給で豊かに暮らしています。

 

もう国民は、国家と政府と日本の官僚たちを、馬鹿にしています。

 

政治家を選ぶ『選挙』も、威厳がなくなり、東京都知事選には、50人以上の大量の候補者がありました。

 

都知事選を茶化した候補者もいます。

 

このような現象は、国家と政治家が立派であれば、起きないことです。

 

今のひどい日本国家を造った、政治家と官僚に、責任があります。

 

 

 

あっ、そうだ、『ボッタクリ』と言えば‥

 

最近、雨が降ると、線状降水帯が発生したり、暴風雨だったり、日本の雨の降り方が、もう昔と違い、台風みたいになっています。

 

住宅街を歩いていると、雨漏りなのか、屋根工事をしている家をよく見かけます。

 

雨漏りは放って置くと、部材が腐ってしまいますので、対処しないといけません。

 

ところが、屋根工事は、高いんですよね。

 

屋根の葺き替え工事で、最低200万円ぐらいはかかるでしょう。

 

工事期間は数日間という短さですが、費用は高いです。

 

実は、「どこが原因で雨漏りしているのか?」

原因を見つけることは、プロの専門家でも難しいのです。

 

もし、外壁のヒビや、窓枠の隙間が原因であれば、補修材で隙間を補填することで済みます。

 

ところが、雨漏りの原因は、屋根であると適当に決めつけ、高額な屋根の葺き替え工事をしようとする悪徳業者が横行しています。

 

以前、私が住んでいた家の近所の屋根工事のことです。

 

ある日、屋根の点検とか言って、その家に営業に来た職人が、屋根に上がっていました。

そして点検しているフリをして、わざと瓦を剥いでずらしている光景を見たのです。

 

数日後、その家で屋根の葺き替え工事が始まりました。

 

その家の住人が日中は不在だったので、翌朝すぐに、職人が瓦をずらしていたことを告げに行ったのですが、時すでに遅しでした。

 

葺き替え工事として、300万円ぼったくられたそうです。

 

屋根の上のことなので、住人にはわからんだろうということを突かれました。

 

仕事がない時は、営業して、屋根に異常があると不安にさせて、ボッタクリの詐欺工事をしています。

 

一方で、実際に雨漏りで困っている家に対しては、雨漏りの原因がわからない、あるいはわかっていても、屋根に原因があることにして、高額な屋根の葺き替え工事に持っていけば、儲かりますね。

 

職人というのは、ボッタクリだらけです。

 

不景気になると、職人に仕事ないですから。

 

仕事がないと、高くなる。

 

小売店などで物が売れないと、値上げして高くなるのと同じです。

 

 

ちなみに、中古物件を購入したら、雨漏りしたという問題は大変多いのです。

 

中古物件を売る売り主は、雨漏りしていたら、買い主に告知しないといけません。

 

でも実際、雨漏りを隠して売る売り主、多いです。

 

 

築年数のある中古の家だと、もう屋根の防水紙が劣化してボロボロだと思われます。

屋根の防水紙の寿命が、10年ぐらいですので。

 

築年数が経った家は、もう雨漏りしていると思って購入した方が良いでしょう。

 

最近の防水紙は、良質なものができて、数十年持つ防水紙もあるようですが、そもそも屋根というのは、紫外線が当たり、雨風にさらされ、一番傷む場所ですね。

 

通常でも、マイホームを長持ちさせるために、メンテナンスとして、外壁塗装や屋根の葺き替えをする必要があります。

しかし、やってくれる職人がボッタクリますので、住人は補修のたびに、大金が飛んでいき、大損することになるでしょう。

 

日本政府から、税金をぼったくられ、民間の悪徳業者から工事費をぼったくられる。

 

日本はボッタクリ国家ですから、皆さん、被害に遭わぬようご用心下さい。

 

 


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織田信長の性加害問題を検証【ジャニー織田?】

2024年05月27日 16時07分16秒 | 建築のうんちく

戦国武将で日本で一番人気が高いのが、織田信長ではないでしょうか。敵将の頭蓋骨で酒をのむような怖いイメージもありますが、男色愛好者の隠れた一面もあった様です。

織田信長は、義理の父親である斎藤道三から稲葉山城を得て、ここを岐阜城と改名しました。それで、今は岐阜と言う地名になった訳です。


さて、この岐阜城は標高370メールもある山の頂上に有りました。普通、山城と言うものは大人数が常駐することは、まずありません。理由は簡単で、いきなり戦が始まる事はありませんし、侍の飲む水さえ確保しにくいからです。

ところが、織田信長の岐阜城には、城のすぐ側に台所と呼ばれる場所が有りました。これは現在の炊事場と言う意味ではなくて、高い場所の平たい場所の事です。

その台所には、宣教師のルイス・フロイスによれば、三棟の建物が有り、織田信長家臣の侍の息子ばかり100人が常駐していた様です。ルイス・フロイスの記述を直訳すれば100人の貴人が居て、年齢は12歳から15歳とあります。

これは、平たく言えば、100人の美少年が岐阜城には常駐していたと言う事です。

ここで思い出されるのは、某芸能プロダクションの社長が美少年ばかりを集め、合宿させた上で、社長自身が美少年に性加害した事件です。

この時タレントの美少年達は、当然に嫌がるのですが、社長から「君が芸能界で活躍するのを君のお父さんお母さんは楽しみにしてるんだよ❗」と言われて、気の毒にこの社長のホモプレーに付き合わされた例の一件です。

きっと、織田信長も誰も来ない山の上の合宿所で思う存分に男色行為にふけったのではないでしょうか。そして、織田信長の家来の侍の子も、タレントの美少年と同じで親の事を考えて嫌々信長のホモプレーに付き合った事でしょう。

織田信長がホモと言うかバイセクシャルであった証拠は、これだけではありません。

明智光秀に織田信長が本能寺で討たれた際、信長の側に居たのは、これまた美少年の森蘭丸でした。

この森蘭丸は、男子であるにもかかわらず、女子の髪型で女子しか着る事のない振り袖を着て居ました。

しかも、森蘭丸は自身が信長の恋人である事を良い事に織田信長の家臣の大名にすら横柄な態度をとったと文献では伝えられて居ます。

また、森蘭丸のみならず、家臣の前田利家とも恋人関係だった様で、信長自身が利家と添い寝した話を自慢げに家臣に話して居ます。

戦国時代に他の武将と添い寝する行為は、自殺行為に近く、いつ討たれるかわからない危険性を秘めて居ます。もし、添い寝するような無防備な事が出来るとすれば、やはり、信長と利家は恋人だったのでしょう。

ここで疑問なのが、信長には多くの子供が居る事です。信長はホモですが、戦国時代は子孫を絶やさない事が重要で、信長としては、ある種の義務で子作りしたと考えられます。

信長には、斎藤道三の娘で帰蝶と言う正式な妻が居ましたが、二人の間には子供がないばかりか、帰蝶さんが信長の元に嫁いで来た日に、わざと男友達と遊びに出て朝まで戻らなかった様です。

きっと、これも信長の恋人である男友達への配慮ではなかったかと私は考えます。

私は建築の専門家として、岐阜城の中に美少年侍が100人も常駐して居た事を不自然に感じました。しかし、信長がホモだと仮定して、周辺状況を検証してみると、合点がゆく事ばかりなのです。

最後に、私の勝手な大胆な推理ですが、織田信長に謀反を企てたとされる明智光秀は、政治的な事や軍事的な問題で信長と対立し本能寺を攻めたのではないように考えます。

明智光秀はくそ真面目な武将であったと伝え聞きます。ですから、織田信長の男色趣味のような特殊な性趣向に嫌悪感を持ったのではないでしょうか。

私が気になるのは、信長の発した最後の言葉の意味です。

「是非に及ばず」…現代語で翻訳するなら「光秀の奴か、しょうがねえな」と言った感じでしょうか。
光秀はくそ真面目でしょうがねえや…とでも言いたかったのではないでしょうか。

現代に於いては、ホモもバイセクシュアルも世の中に受け入れられて居ますが、織田信長や明智光秀が生きた時代は今とは随分違って居たのでしょう。

 


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住宅の断熱材に、『発泡ウレタン断熱材』を使用しなくなった

2024年04月17日 15時34分14秒 | いい加減な施工業者

2024年4月現在、一戸建ての新築住宅の建築は、減っています。

 

工務店や不動産販売会社というのは、経営が傾いた状況で、とりあえず銀行からお金を借りて、新築住宅建て、会社の延命措置を取るものです。

 

その新築住宅が売れたらいいですが、金利が上がってきた現在は、住宅の購買意欲なんて、とっくに薄れてきました。

 

新築物件が、いつまで経っても売れず、そのまま1年が経過し、中古物件として売られている家も、多く見るようになりました。

 

 

先日も、技術と知識のない大工が、資材費をけちって、ペラペラな危険な家を建てている記事を書きました。

読者さんから、多くの反響を頂きました。

 

我々、建築の専門家から見た実態です。

「震度7クラスの地震が起きたら、やばい家だな」

そんな家が、いっぱいあります。

 

大工が建てたマイホームなんて、危なくて、怖くて、とても住めません。

 

 

企業というのは、儲けるためなら、何だってやります。

 

だから、危険な家を建てておいて、購入者の住人たちが、のちに、地震や災害で、家屋の下敷きになって死んだとしても、知ったこっちゃない、構うもんですか。

 

以前ですが、マイホームの建築に、断熱材として、発泡ウレタンがよく使われていました。

 

アホな職人でもできるほど施工が簡単で、費用も安いから、よく使われていました。

 

ところが、施工後、クロスにシミや黄ばみが出来て、トラブルの多いことが問題でした。

 

住人たちにとっては、黄ばんでいるクロスが、とても気持ち悪いのです。

 

壁の奥で、何が起きているのか?

 

体に悪いんじゃないか?

 

など、住人たちは、不安になるのです。

 

施工業者に言っても、施工業者は原因がわからずです。

そこで施工業者は、クロスのメーカーと、断熱材の発泡ウレタンのメーカーに問い合わせをします。

 

どの企業も、見事に、『うちは関係ありません。』と逃げて責任を負いません。

 

困り果てた施工業者が、何度もクロスを張り替える対処を迫られています。

 

 

断熱材の発泡ウレタンは、自然の物ではなく、化学物質でできています。

 

様々な要素が絡んで、化学変化を起こし、ガスが発生し、壁のクロスが変色します。

 

ただ、発泡ウレタン断熱材そのものが悪いというわけではありません。

 

発泡ウレタン断熱材に含まれる、添加剤、触媒などが化学反応を起こしているということです。

 

 

 

発泡ウレタン断熱材は、冷蔵庫の断熱材としては、大変適しています。

冷蔵庫の壁は、外気に触れない箇所であり、密閉されていますから。

 

しかし、住宅は木造であり、材木の隙間からは、通気もあります。

外壁と内壁の間にある、発泡ウレタン断熱材には、空気が触れますし、湿気も溜まります。

 

もし住宅の壁や天井が密閉されていたら、住人が、窒息してしまいますね。

 

冷蔵庫と住宅は、全然違う物です。

 

元々、冷蔵庫や倉庫の断熱材として使われてきた発泡ウレタン断熱材です。

(他に、自動車の座席や椅子のクッション部分などにも使用されています。)

 

ところが、発泡ウレタン断熱材は、通気・湿気がある住宅の壁の中で、大量に天井や床下などに使用するには、大変無理があります。

 

 

発泡ウレタン断熱材メーカーは、住宅の断熱材として使うことで、会社の売上を伸ばしたかったでしょうが、住宅に使うには問題が多く、結局は使えない代物でした。

 

国の対策である、『気密性を高めて、冷暖房の効きを良くするための現代住宅』として、発泡ウレタン断熱材を、断熱材の主流としたかったでしょうが、住宅には向いてませんでした。

 

あまりにも発泡ウレタン断熱材は、トラブルだらけだったので、結局は、他の断熱材に切り替える施工業者が多くなり、今では、発泡ウレタン断熱材は、住宅の断熱材としては使われてません。

 

発泡ウレタン断熱材以外の断熱材、例えば、セルロースファイバーや、ボード系断熱材を使うことが主流となっています。

 

施工業者によると、

「発泡ウレタン断熱材を使うと、クロスに黄ばみやシミができ、施主からクロスを張り替えろと言われ、結果的には、施工業者にとっては高くつく断熱材だ」

ということです。

 

 

全ての施工業者が、クロスを張り替えてくれる訳ではありません。

クロスを張り替えるのは、高くつきますから、施工業者はなかなかやりません。

何度張り替えても、シミや黄ばみが出ますから、何度も張り替えることになります。

やる気のない施工業者なら、クロスの張り替えはしないでしょう。

 

真面目に、クロスを張り替えている施工業者だけが、大損です。

 

 

もっとも、原因である発泡ウレタン断熱材のメーカーは、悪態ついて、責任逃れしますから、困るのは、施主と施工業者になるのです。

 

発泡ウレタン断熱材メーカーは、このように言います。

『ちゃんと動物実験もしました。』

『マウスを、発泡ウレタン断熱材で仕切られた中に入れて、経過を見ました。』

『結果、1ヶ月経過しても、マウスに体重減少はありませんでした。』

 

マウスの体重が減らなかったから、“マウスは健康である”と主張しています。

こんな実験、誰が信用しますかね?

もうちょっと、マシな実験ないのですか?

 

発泡ウレタン断熱材メーカーは、一応、上場企業です。

大手メーカーですね。

でも、このレベルです。

 

 

だったら、発泡ウレタン断熱材を使わなければいい!

 

ということで、発泡ウレタン断熱材の施工は激減しました。

 

『発泡ウレタン断熱材を使わない、他の断熱材にしたら、クロスにシミや黄ばみは出なくなった』

という施工業者の声、多く聞きます。

 

ところが、まだ発泡ウレタン断熱材を使って施工している施工業者、いるんです。

ここまで来ると、

『問題多い発泡ウレタン断熱材を使った施工業者が悪い』

ということで、施主から訴えられている施工業者も多くあります。

 

施工業者は、建築の専門家として、良い資材を選び、消費者に良い家を提供して下さい。

 

 

自民党の政治家のように、責任を負わない企業、日本には多いです。

政治家や企業は、金儲けできるなら、国民が死んだって平気なんです。

 

政治家や企業を信用すると、バカを見ますよ。

 

新NISAなどで、このような悪質な企業に投資することは、何とアホなことでしょう。

 

ヒトの会社なんかに投資した分の資産は目減りし、あるいは、企業倒産で株はぱぁーになり、老後、資産を失う貧乏生活、断末魔を味わうことになるでしょう。

 

この世に、おいしい話ほど危険なものはない、大事なお金は失わないように。

 

 

 

 

 


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大工が建てた家を見て思う「日本人は不誠実で技術がない」

2024年03月18日 11時30分01秒 | 大工に用心

大工になるには、資格はいりません。

誰でも、今から大工になれます。

 

そのため、ろくに技術や知識がない職人の多いこと‼

 

例えば‥

大工の造った家は、

『家の階段の、各段の高さが違う』

『トイレや部屋のドアが閉まりにくい』

『動線が悪い(使いにくい)』

『キッチン・浴室・トイレの間取りが悪い』

『玄関が小さすぎ』

など、実際住んでみると、住人たちは「住みにくい!」と思うんですね。

 

30年くらいローン組んで購入した、せっかくのマイホームは、技術がなく頭が悪い大工が建てた、価値のない建物なんです。

 

一見、外観も内装もきれいに見えます。

 

それはちょうど、料理の下手な人が作った料理を、とりあえず、お皿に盛ってみたら、見た目、美味しそうに見えるのと似ています。

 

でも、食べてみたら、「まずい、美味しくない」です。

 

一見、きれいに完璧に見える新築住宅も、内部の構造はいい加減です。

経費をケチって安い部材を使っているため、建物の強度も落ちています。

基礎のコンクリートも、水が多いしゃぶしゃぶ。

建築途中で、雨ざらしで放置されていて、材木にカビが発生していることもあります。

 

これら見えないところばかりなので、いい加減に造っても、わかりゃしません。

 

建物調査で、多くの家を見てきましたが、

「真面目にきちんと工事しているなぁ」

と感心した家は、ほとんど見たことがないです。

 

さらに、街で、出くわした建築中の新築住宅を、日々観察してきましたが、どれもひどかったですね。

 

なので、大工の建てた家に住もうとは思いません。

 

住むなら、安いプレハブで十分です。

 

日本人は、真面目で、礼儀正しくて、手先が器用で、という噂は、単なる噂だったのでしょう。

 

大工に挨拶しても、大工から挨拶が返って来ない時もあります。

 

本物の、その道のプロという人は、もういなくなったみたいです。

 

大工だけでなく、他の産業でも、日本には、プロ(技術・知識がある専門家)は、いないのです。

 

自動車業界も、不正をして、自分たちの利益になることだけを考えています。

 

特に、上場企業は、株主にばかりに目を向けて、目先の利益を優先し、新しい商品の開発などはやらなくなりました。

 

日経平均は上昇しても、上場企業には、中身がありません。

 

所詮、投資目的で動いている日本の株価は、暴落する日も近いです。

 

大工だけでなく、全ての産業がレベル低下しているため、日本人に未来などないかもしれません。

 

この先起こる大不況を乗り切れるか、皆さん、どうぞしっかりお備え下さい。

 


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大工が建てたマイホームは買えない!コストをケチった危険な新築ばかり

2024年02月15日 11時41分34秒 | 売れない不動産

日経平均株価は、バブル期みたいに、泡吹いてる昨今です。

 

日本のGDPが、世界第4位に転落しても、日経平均は上がっているおかしな現状。

 

上場していない街の中小企業も、粉飾決算をして、経営状態を良いように見せかけ、銀行からせっせとお金を借りています。

経営が良くないのに、借金なんかしても、返せるわけないです。

経営が悪いなら、とっくに閉鎖すべき会社を、銀行からの融資で延命措置をとり、結局は受けた融資は返せないから、『破産しまーす』と、ナメた会社が多いです。

 

嘘の粉飾決算を見破れない銀行も銀行です。

銀行が企業に貸すお金は、預金者のお金です。

人のカネと思って、あっちこっちに貸して損失出さないでほしいですね。

預金者たちから信用をなくし、預金を引き上げられたら、銀行は倒産します。

 

35年前のバブル崩壊後、不良債権を抱えた多くの銀行が、倒産状態になり、国から公的資金(税金)を受けて保護されましたが、また同じ過ちを繰り返すのでしょうか。

 

日本は、物を作れなくなり、海外に物を売って稼ぐこともできなくなりました。

 

この先、日本はどこまで転落していくのでしょう。

 

 

街を歩いていたら、新築を建てている現場に遭遇することがあります。

 

家が建つのが、速いですね。

 

基礎にコンクリートを流しても、良く固まるまで、ある一定の期間をおきます。

しかし、一応固まったなという状況、数日後には、もう建物を建て始めています。

 

建築途中の中の様子を見ても、散々な状況です。

 

コロナ禍以降、建築資材が高いのです。

 

合板、角材、コンクリートブロック、ネジ・釘など、値段が跳ね上がっています。

 

そのため、住宅に使用する合板を薄い合板にして、コストカットしている新築住宅を多く見ます。

角材も、太いのは高いので、安い細い角材にしています。

ネジも、強度のことなんかよりも安いネジを選び、使っています。

 

ホームセンターで働いている知人がいるのですが、その知人が言います。

「大工や職人が資材を買いに来ると、必ず、高い!と文句を言う」

「合板の値段を見て、高い高いと言いながら、安い集成材の合板を選んで買って行く」

「角材やネジ・釘も同じで、いつも使っている品物が値上がりしているもんだから、みんな、安い品に替えて買って行く」

 

たとえコストは安い建材に切り替えて凌いだとしても、大工・職人たちの日当は、高いままです。

 

薄い合板や細い角材で済ますということは、建物の強度的には良くないです。

 

年明けに、石川県の能登地方で大きな地震がありましたが、薄い合板や細い角材で造った2階建ての家は、耐震的に弱いです。

もし地震が来たら、建物が倒壊し、家の中にいた人たちは、命が助からないかもしれません。

なんと恐ろしい家でしょう。

こんな危険な、ペラペラの薄い安普請の家、江戸時代の長屋の家みたいな家に、庶民たちが何十年もローンを組んで、数千万円の借金をするのかと思うと、本当にお気の毒です。

数千万円も借金して買う価値は、全くありません。

 

合板や角材やネジなどは、家が完成したら、隠れてしまって見えないのでわかりません。

 

きっと家を建てる大工には、自分が建てた家により、住人が地震で危険な目に遭うかもしれないという責任感は、ないのでしょうね。

 

世の中が、自分の利益ばかり追求しています。

自分たちさえ良ければいいのです。

 

マイホームを買う人たちは、銀行や、不動産屋の口車に乗せられて、高い買い物して、大損しないよう用心して下さい。

 

建設、建築、不動産業界は、詐欺みたいな会社多いですから、騙されないように、気をつけて下さい。

 


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