『欠陥の多い順位、一位アトリエ系、二位大工、三位大手住宅メーカー』
ネットで「欠陥建築」とか「欠陥住宅」で検索すると、大手住宅メーカーの欠陥事例
が出てきます。
しかし、私自身、大手住宅メーカーの住宅も、数多く調査しましたが、ほとんど欠陥
と言えるものは、見つけられない事がほとんどです。
そのくらい、よく考えられて、完璧に設計されています。
ある住宅メーカーの家等は、数ミリの小さなボルトですら、定められた力でしめ、
その後、ボルトが緩んでいないか確認できるように、ペイントで印がつけてありまし
た。
それに対し、アトリエ系設計事務所の設計した家では、雨漏りや壁面配置の著しい
偏り、動線の不具合、様々な施工不良を見つけるのが容易です。
また、施主が、欠陥を発見し、それを指摘した場合、大手住宅メーカーは即座に
対応して問題箇所を修繕しますが、アトリエ系設計事務所の場合は、施主との間で
争い事に発展するケースが多いです。
もし、個人経営の設計事務所、特にアトリエ系設計事務所が生き残ってゆく為には、
大手には出来ないきめの細かいサービスを、心がける必要があるように思います。