香菜(こうさい)を知っていますか?
今回の中国旅行で初めて知った野菜です。
中国パセリと呼ばれることもあるようです。
非常にきつい香りが食欲を無くします^^;
しかし、中国人は大好きなようで、いろいろなものに入っています。
麺のたれにも入っていたし、しゃぶしゃぶのたれの薬味にもありました。
次に出てくるものには入っていないといいなって、いつしか、香菜には戦戦恐々です。
ネットで調べてみると、 香菜の英語名はコリアンダーとあります。
家にも、コリアンダーはあります。
カレーなどに入れると、とても美味しくなります。
コリアンダーは種子を乾燥させたもので、葉っぱとは違い、食欲をそそる臭いに変わっています。
中国の香菜は生の葉を使っています。
レストランに入って思ったこと。
ウエイトレスはみんな子供でした。
お化粧もしていなくて、どう見ても中学生くらいなんです。
TVで見た山間の村の子供が、家族の為に都会に来て働いて
仕送りでもしているのかと思ったりしました。
(本当のところは分かりませんが)
事情はともかく働いている子供達は、良い意味で無邪気、ほんとうに子供。
ふざけていたり、ものを食べていたり、おしゃべりしていたり、
経営者は接客ということを教えないのでしょうか?
きびきびとした日本の接客、スマイルたっぷりの欧米の接客に接した者としては、
あきれたり、おかしかったり、腹が立ったり。
ローマの、カフェでは、背筋をピーンとのばし常に回りを気遣っている定年間じかの男性がプライドを持って働いていました。
素晴らしい接客にはチップがもらえます。
北京のウエイトレスとは格段の差があります。
そういえば、レストランのトイレで、手を洗っていたら、
ウエイターも用を済まして出てきて、手を洗い照明をパチント消して出て行きました。
私達は、思わず顔を見合わせてしまいました。
帰る日の前日の夜、どうしてもタックシーがつかまりません。
来たと思ったら反対車線だからダメだと言います。
Uターンしてくれると良いのになぁ~
いったん乗ったタクシーは、行き先を告げるとやっぱり反対車線から乗れといって、
歩道橋のところまで連れて行ってくれました。
私達にしたら、多少遠回りでもいいから乗せて行ってほしかったんだけど。
そんなこんなで、やっと乗せてくれたタクシー、もう元(ゲン)も使わないし嬉しかったので、
チップを出したところ受けとってもらえませんでした。
感心しました。(タクシー会社によるようですが)
オプショナルツアーのガイドをしてくれた人は、まだガイドになって1年の29歳の男性でした。
経験の差から、日本語のおかしいところもありましたが、
私達の話はちゃんと聞き取ってくれていました。
彼は、がんばって軍隊に5年いたので、共産党員になることができたそうです。
しかし、そのために、日本に観光で行けても、留学はできないんだそうです。
近くて遠い国といわれていた中国も今は昔。
私達観光客にはとても温かく親切にしてくれました。
3年前の1月に上海に行きました。
皆さんとても親切で、とても楽しかった。
そして、帰ってきて間もなく上海では、日本大使館や日本人のお店が襲撃されました。
中国で半日デモが起こり、その様子をテレビで見ていて信じられない思いがしました。
観光客に対する体面と心の中は違うんだって、改めて思い知らされました。
そうだよね、小さいときから教育で教えられていることがありますからね。
私が海外に行くときは、大げさですが、日本人の代表のような気持ちで行きたい。
特に、反日感情というもがある国には、謙虚さと感謝の気持ちを忘れずにいたいと思っています。