2月20日(日)ソウル最終日です。
ホテル14階のスカイラウンジで朝食をとりました。
大きな窓から昌慶宮(チャンドックン)や宗廟(チョンミョ)を眺める事ができます。
このホテルは昌慶宮、宗廟まで歩いて10分という好立地にあります。
今回は宗廟(チョンミョ)を観に行く事にしました。(ここは昌慶宮と共に世界遺産です)日本語ツアーが9時40分からあります。
正門前に日本人がたくさん並んでいます。
実は入場料を払ったからといって勝手に中を見学する事はできません。決められた時間にあるツアーに参加して、ガイドさんの説明を聞きながら進んでいきます。
遠くに見張っている?男性がおり、見学路以外に行こうとすると、やんわりと静止されてしまいます。
正門をくぐると前方に3部分に分かれた道が伸びています。
左右に比べ少し高くなっている中央の道は「神路」といい「歴代王の魂が通る道」です。
右(東)は「王が通る道」で左(西)は「皇太子が通る道」です。
池がうっすらと凍っていました。
正門からの「神路」が続いています。
ここが正殿です。広すぎてカメラに収まりきれません。
宗廟(チョンミョ)は、朝鮮王朝歴代の王と王妃、および没後に位を贈られた王と王妃の神位(位牌)が安置されている王室の霊廟です。当時、国教とされた儒教の思想に基づき造られた建物です。
宗廟は1394年、朝鮮王朝が漢陽(ハニャン、現在のソウル)に都を移した際に着工され、翌年完工しました。同時代の単一木造建築物としては世界最大規模を誇り、東西に伸びる珍しい建築様式です。国王らがこの世を去るたびに位牌を安置する空間を一室、一室増築してきたため横長の造りになりました。
宗廟内には現在、正殿(チョンジョン)19室に49位、別廟である永寧殿(ヨンニョンジョン)16室に34位、そして正殿の前庭にある功臣堂(コンシンダン)には王のために功を立てた臣下の位牌83位の合計166位が安置されています。
中央の階段は部屋が増えて、横にずれていくたびに移動されました。
少しへこんでいるところが移動した時の跡です。
この門をくぐると別廟です。
ここは別廟の永寧殿(ヨンニョンジョン)です。正殿よりは小さめです。
宗廟(チョンミョ)ツアーも終わりました。10:30
自由観覧できないのは不自由ですけど、このように日本語ガイドさんが丁寧に説明してくれると、朝鮮王朝の歴史の一端を垣間見る事ができて、ただガイドブック片手に写真を撮って終わりよりもいいように思いました。土曜日のみ自由観覧できます。
門の外の公園では、男性達が囲碁をしていました。