今日は病院Ｄａｙ。～それはドラマのように～

今日はいつもの甲状腺の診察日。
予約診察なので、午後診察です。
午後の病院は、予約患者さん中心なので、病院内はわりと静かなのですが、
この季節は、中でも閑散とした雰囲気があると私は思います。

私の担当医は、若い男性ですが、とても丁寧に応対してくれます。
今まで、誰もすすめてくれなかった新しい治療や、
セカンドオピニオンについても提案して下さいました。
しかし、難点は丁寧なあまり、予約どおりに診察がまわってこないことです。

私は、患者の立場なので、多少待たされても丁寧な診察をのぞみますが、
それに付き合わされる看護師さんは大変かと思います。

今日の担当看護師さんも、とても忙しそうに走り回っておりました。

常々、診察室から内科会計、内科受付が遠いと私は思っているのですが、
看護師さんは、診察の手助けをしつつ何度もこの２箇所を往復しています。

その中で、なるべく効率よく患者さんを回そうと努力していますが、
見ていた限り、看護師さんの思い通りには事は運んでいません。

そして、今日の私の診察前には、いくつかの小さなトラブルが発生し、看護師さんは大忙し。
看護師さんの指示を聞かないで、中待合を出てしまった患者さんを呼びに行ったり、
患者さんが紛失したらしい書類を探したり、
持って来てもいない手帳をよこせと、お年寄りにダダこねられたり・・・

プチ切れした看護師さんは「手帳が欲しいのねっ」と新しい手帳をあげることに
しかし、このお年寄りは、看護師さんの応対が不満のようで、
隣に座っていた私をじっと見てアピール
『私に文句言われても・・・』と思い気づかないフリをしていましたが、
看護師さんが「こっちに来て下さい」とお年寄りに指示しても
しつこく私を見ているので、仕方なく目をあげると
「手帳だけくれてもねぇ」といやみ・・・
「でも、いま手帳に記入するからこちらへ来て下さいって言ってましたよ」と言うと
とたんに輝くような笑顔を見せ、上機嫌で看護師の後を追って行きました

看護師さんは大変だなぁ・・・と思いつつ私の診察は今日は５分もなく終了。
診察室外で、検査案内カードをもらうべく看護師さんを待っていると、事務員さんが登場。
さっきまで、書類紛失の件でゴタゴタしていた事務員さんです。

看護師さんが診察室から出てきて、その事務員さんの顔を見た途端・・・
とうとうイライラが爆発したんでしょうか・・・
手の中の検査案内カードをグシャリと握り潰しました。

ああ・・・あれは多分、私の検査案内カード

い、いや、実は書き損じかもしれない・・・という私の願いはむなしく
事務員さんとの会話を終えると、私にぐしゃぐしゃのカードをくれました・・・

しかも、検査日を間違えて説明してくれるおまけ付き・・・
いいんだ、別に、日付を間違えても・・・ちゃんとカードに日付が書いてあるから。

ただ、手の中の書類を握り潰すなんて、ドラマみたいなことホントにあるんだなって。

看護師さん、どうかがんばって下さい。