どぶりのはっぱ。

どかみんが日々体験したり、感じたこと、愚痴、趣味の話などをつらつらと思うままに綴った日記。

クラシックな1日

2008年12月01日 10時48分19秒 | Weblog
昨日は、1日に2つのコンサートに出掛けました。

1つ目のコンサートはいつもの地域企業によるふれいあいコンサート。
今回は佐藤陽子さんによる「世界2大名器ヴァイオリンによるスペシャルコンサート」です。
名器ストラディヴァリとガルネリの総額6億円の聞き比べという
なんとも贅沢なプログラム。

さすがに、名器の聞き比べが出来るとあって、珍しく市長さんが挨拶に来たり、
ふれあいコンサート始って以来の立ち見客が出る盛況ぶり。

第1部 
タルティーニ 「悪魔のトリル」(ガルネリ)
マスネ 「タイスの瞑想」(ガルネリ・ストラディヴァリ)
クライスラー 「美しきロスマリン」(ストラディヴァリ・ガルネリ)
鳥の歌 (ガルネリ・ストラディヴァリ)

素人の私の耳で、ストラディヴァリとガルネリの音色の違いが分かるかどうか
すっごく心配でしたが、聞いた瞬間に分かる音色の違いにビックリ
佐藤さんが「金髪美人(ストラディヴァリ)と栗毛美人(ガルネリ)」と評されたように
性格がまるで違う二つの名器に驚きです。
佐藤さんは、普段はガルネリでの演奏が多いのだそうですが、
私はやはり、ストラディヴァリの優雅で柔らかな音色が気に入りました

第2部
バッハ 「シャコンヌ」(ガルネリ)
ショパン 「子犬のワルツ」(ピアノ伴奏の夢藤哲彦さんによる演奏)
パガニーニ 「ラ・カンパネッラ」(ガルネリ)
サラサーテ 「ツィゴイネルワイゼン」(ガルネリ)
モンティ 「チャルダッシュ」(ガルネリ)
バッハ/グノー 「アヴェ・マリア」(ガルネリ)

プログラムは、上記のようにおなじみの曲が多く、はじめはあまり乗り気でなかった
残業キングも大満足のコンサートでした。

さて、日も暮れて、本日2つ目のコンサート。
こちらも企業さん主催のコンサートです。

こちらは「荻原尚子&ケルンの音楽家たち クラックス弦楽四重奏団」
弦楽四重奏のコンサートは、私も初めてです。

プログラムは
ブリッジ 「弦楽四重奏のためのファンタジーヘ短調」
ベートーヴェン 「ラズモフスキー第1番」
エルガー 「弦楽四重奏曲 ホ短調」

なんか、昨日は私的に「コルダ」ざんまいなプログラム
1つ目のコンサートがヴァイオリンメインなコンサートだっただけに
アンサンブルの美しい音色にうっとり・・・

アンコールの「浜辺の歌」にまた感動
あの、ホーミーと口笛を合わせた様な不思議な歌唱に、癒されました。
ヴィオラを弾きながら、あの歌声・・・素晴らしかったです。

さすがに・・・2蓮ちゃんのコンサートで、最後の方はお尻がいたくなりましたが、
音楽漬けな1日が送ることができ、楽しかったです。

写真は、まったく関係なく、また鉢植えに生えて来たキノコです。