どぶりのはっぱ。

どかみんが日々体験したり、感じたこと、愚痴、趣味の話などをつらつらと思うままに綴った日記。

踏み切りの上で・・・

2009年10月19日 14時30分36秒 | Weblog
どかみんは、名鉄沿線に住んでいます。
無人ですが、多くの学生が乗降する駅のすぐ側です。
駅前にはスーパーもあるので、そこそこの人通りがあります。
線路を渡る駅横の踏み切りは狭く、車1台が通るのがやっと。
何度か事故もおこっています。

その踏切で、今日も事故が起こりました。

今日はお天気も良かったので、ベランダの窓は少しあけていました。
さわやかな日だなぁ~と思ったのもつかの間、

外から女性の叫び声がします。
「ワァァ!!」とかいう言葉にならない叫びを何度も連発しています。

最初の2回くらいは、また女子高生が騒いでるんだな
くらいにしか思わなかったのですが、その後も叫び声が何度か続き、
その後には軽い衝突音・・・瞬間、これは尋常じゃない!と感じました。

急いでベランダに駆け寄ると、踏み切り上に電車が立ち往生し、
乗務員の方が、右往左往しています。
スーパーの買い物客も、ホームの上のお客さんたちも皆、電車に釘付けです。

やっぱり事故だ

大変だ~~~と思ってみていると、
踏み切りまちしていた車が、あきらめて線路沿いの道へ迂回をはじめました。
そこへ・・・見知った黒い車が・・・
まさか!?と思っていると、うちのアパート横を抜ける時、
ベランダの私の姿に気づいたようで、その黒い車の窓が開き、知人が顔出しました。
「どかみんさん!どかみんさん!
動転したように叫び、知人は他の車に押されるように走り去って行きました。

駅には派出所がありますので、すぐに警官が現れ、
運転手さんらしき人が、事故の説明をはじめました。
そこに加わった目撃者の人の話をあわせると、
被害者はどうやら踏み切り横にある柵を乗り越えて線路上に走りこみ、
線路に覆いかぶさったようです。
ということは・・・自殺・・・なのでしょう

警官は、はやくから到着しましたが、なかなか救助活動に入りません。
遺体は、電車の下のままです。
そこから推測するに・・・

の到着は、1時間くらいかかったように感じます。
けど、その後の事故処理は早かった。

今では、もう電車も普通に走っています。
あんなに騒然としていた駅前は、いつもどおりです。

その線路の上を、カラスがつついています。
なんだか、無性に悲しい光景です。