団地自治会の総会がありました。
1班の班長もやっとお役御免となります。
うちの団地は昭和50年頃に河原を整地してできた団地で、当時の若い家族が一斉に家を建てて入居したので活力があり横の繋がりも強い自治会がすぐに立ち上がったということです。
実際、私が入居した25年前でも、4月は花見、9月には月見や子供会の綱引き、秋には公園を貸し切って自治会総出の大運動会など、大きな行事が多くてびっくりしたものでした。
さらに毎月第2日曜日の朝に全世帯から人を出して各家から川までの側溝のコケや桜島の灰などをブラシで流していくという清掃作業もありました。
この団地に入りたいと思っていた人の中には、その話を聞いて入居をやめたという話も聞いたことがあります。
近年は近所はおろか隣の人も良く知らないと言うご時世の中で、こういう行事があることで団地に住む人とすぐ顔なじみになれたのは自分的には良かったのかなと思います。
とは言え団地誕生時に自治会を立ち上げた人たちも今や80~90歳の長老となり63歳の私が若手と言われるのが現状です。
すでに運動会や月見、子供会等も無くなり、昨年から清掃作業も2か月に1度に減りました。
毎月の回覧板を隣に持って行くのさえ杖をつきながらで大変な人も増えてきています。
亡くなって空き家になっても新しい人がなかなか入らない、入ったとしても自治会に加入しない家庭も増えているようです。
世の流れとは言え、さあ、あと10年後はどうなっていることやら・・。