県内は今年も梅雨明け宣言後の方が雨が降るといういつものパターン。
しかも毎日のように雷様も一緒に大騒ぎするので、モコ助先生はその度に敵が何なのかも判らないまま天に向かって吠えるのであります。
個人的には「桜の開花宣言」や「梅雨明け宣言」って、それを境に何かがキチッと変わる訳でもないので別に要らないのでは?と思うのですが、これだけ続いているのは何処かの誰かにとっては大事なものなのかも知れませんね。
さて、日曜の朝、予報は終日曇り。
連れ合いさんが、雨が降らないのなら久しぶりに山に行ってみたいと言うのでノープランでとりあえず車を走らせる。
途中、空港滑走路近くの空き地でいつも商売している果物屋さんがいたので寄ってみます。
今日はスイカとバンカンというみかんを買うと、いつものようにオマケで野菜をくれました。
ここは離陸する飛行機の撮影スポットでもあり何台か車が止まっており、私も真上を飛びたっていく機体を撮ってみましたがスマホなのでそれなりの感じでございました。
さて、次に霧島手前の物産館に寄ってお買い物。
この手のお店は野菜や珍しい手作りの食品なんかを安くで売っているので奥さまたちに人気です。
野菜、シフォンケーキ、お昼の弁当などを買ってさあ次はどこにいこうかと聞くと、「走りながら霧島の山々も見たし、野菜も安くで買えたし、次は綺麗な水が流れるところに行きたい。」と言います。
ちょっとちょっと、山じゃなかったんかい!ずっと引き返さないと川や海にはいけないでしょと言いつつ、ナビで検索をしてみると、この山道を降りたところに「丸池湧水」があるじゃないですか。
昭和の時代に日本の名水100選に選ばれたという綺麗な池です。
久しぶりにうちのナビが良い仕事をしたので褒めてあげながら山を下ると15分ほどで到着。
いつ来ても綺麗な光景です。
周囲の山々に降った雨が地下に染み込み、何か月もかかって浄化されてこの池から湧いてくるのだそうな。
滾々と地下から湧いてくる水なので雨が降ろうが風が吹こうが濁ることなく絶えず透明で綺麗な水を湛えており、今では珍しくなったアメンボが湖面をスイスイ泳ぎ、水底の魚もはっきり見えるくらいに水が澄んでいます。
池の淵には蛇口があり誰でも飲用の湧水を汲んで帰れます。
色鮮やかな美しい景色を見ながらお弁当を食べた後は、池の周囲の散策路をのんびりと歩きました。
池の周りの道が濡れていたので足が滑って一瞬ヒヤッとしましたが、こんな綺麗な水の中なら1回くらい落ちてみるのも良いかなと思ったりして・・。
久しぶりに自然のエネルギーを充電できたような気分になり、帰りの運転をしながら良い一日になったなと思うオジサンなのでした。