またもや開会式の演出担当者に過去の問題行動が発覚し、関係者は上や下への大騒動になっている模様。
こうなるとすでにサッカーやソフトボールなどの競技をハラハラしながら応援し、テレビやデッキの両方で開会式の録画予約をしている私でさえも、明日の開会式でどんなに素晴らしいパフォーマンスが展開されても素直に喜べなくなってきた感じがします。
どうなるんだろう、この人が関わっている明日の開会式・・・
こういうことって組織委が推薦者をリストアップした段階で徹底的にその人となりや過去の問題発言等を洗い出した上で選出しているのかと思っていた。
役員のおじさまたちはネットやSNSが無かった昔の感覚で普通に選出してしまったのだろうか・・
壮絶ないじめをしていたことを大人になってからも自慢げに雑誌のインタビューで話していた小山田氏、何百万人ものユダヤ人が犠牲になったホロコーストをネタに笑いを取ろうとした元芸人の小林氏・・
二人がやったことは完全にアウトで、絶対にやってはいけないことであるのは子供でも分かる事。
でも、なぜ今なのか?
いじめ発言の雑誌が世に出た時や舞台でホロコーストネタをやったときには大問題にはならなかったのだろうか?
なぜ開会式を直前に控えたこの時期になって、次々と出てくるのか?
解っていたのならばもっと早くに指摘しておけば、少しでもより良い方向に策を練り直す時間があったのに、20年以上前のことが開会式直前にこれだけで次々と出てくるのはなぜなのだろう?
とにかく、オリンピックに対して賛成、反対と二分化されてしまった国民ですが、もはや、いがみ合っている段階ではない。
誰が何を言おうと、どういう形であれ、明日は60年ぶりに日本でのオリンピックが始まるんです。
そして今後は殆どの人が国内での開催は望まないでしょうから、誰にとっても人生最後の国内オリンピックになると思います。
限られた条件の中ではありますが、これ以上トラブルが起こることなく、妨害されることなく、ひとりひとりができる形でアスリートを応援して、本大会が閉会するまで無事に、できれば盛り上がって終われるよう願っているオジサンなのです。