あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

新しい友人

2012-06-20 23:08:25 | 日記
先日、夫とめずらしく美術館へ行った。
今、「曾我蕭白と京の画家たち」展が開催されているので、
テレビの「なんでも鑑定団」ファンの夫なら関心があるだろうとの
この妻のやさしき思いやり(知ってか知らずか知らないが…)から誘ったのである。
見終わって、「さぁ、帰ろうか」という時に、高校時代の同級生に会った。

高校は女子が男子の3割程しかいなかったので、女子の顔は大体知っていた。
しかし、クラスが同じにならなかったので彼女とは話したことはなかった。
偶然にもばったりと顔が合ったので、「あらっ、○○さん、お久しぶり!」と
声をかけた。向うも覚えていて、お互いに旧姓で昔からの友人のように話が弾んだ。
しかし、夫を待たせているので、電話番号を言って「またねっ」と別れた。

昨日、さっそく彼女から電話がかかってきた。
息子が結婚して近くへ家を建てたので、息子の嫁との関係で悩んでいるとのこと。
いわゆる嫁姑問題である。悩み過ぎてストレスで5キロ痩せ、
若い頃のスカートをはけるようになったという。
痩せなくて困っている私は、つい「よかったなぁ」と言ってしまった。
「痩せるとあかんに!体力がなくなってしもた」と彼女の言葉に
(わちきは今ぐらいが丁度いいのかなぁ)と一人納得。

嫁姑問題なら任せて!こちらは「嫁」35年のキャリアの持ち主なんだからと、
体験談やら、世間の話やらを織り交ぜ、姑の心得?をえらそうに話した。
「嫁」の経験がない彼女は私の話を素直に受け入れて
「気持ちが軽くなったわ、ありがとう」と言ってくれた。
私の経験でも人さまの助けになれたのだと…、
無駄な経験はないと改めて思ったのでありました。
電話を切ってから時計を見たら2時間程経っていたのであります。

おんなの長電話もたまにはよろしいですな と思いましたがな! (*^^)v