Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

小雨の候

2007年07月10日 | トンボと蛾
さすがに週末のダブルヘッダーは効いた。。。
これからしばらく雨が続きそうだが、いい骨休めになりそうである。
雨がしっかり降っていると、安心して家事にせいを出せるのだが、
外が何となく明るいとソワソワしてきてしまう。

少しくらいの雨なら傘をさしながら観察撮影というのもいいものである。
所用もあったので、そのついでにフィールドを訪れてみた。

もう少し後か?と予想していたが、ノシメトンボに混じって、ナツアカネが
姿を現しはじめた。アキアカネは殆ど見あたらなかったようで、既に高所に
移動しているのかもしれない。


ナツアカネ1号 これから夏の間アキアカネの留守を守る

先日キイトトンボの交尾を写そうとして、嫌いな木陰※での撮影だったために
ピントが合わず、気合いを入れねば!と思っていたので、初心に戻って
キイトトンボの小雨ポートレートを少々。(最近老眼の進行も急激であるため
ファインダーでピントが確認しづらくなっていたように感じて、心のため息を
ついていたが、今日、カメラを調整していたら、視度調節レバーがズレていた
。。。)
※木陰にいると不意にスズメバチに出会う気がして、恐怖状態になる。。。苦笑。



曇りの日は見たままだと基本アンダーになるわけだが、どうもフォトショップ
のカラーマッチングがうまくいっていなくて、原画よりアンダーに処理されて
しまう。最近はデジタル画像もハイキー傾向が主流なので、フォトショップ上
で露光量を調節して処理することが多い。大体0.5段くらいオーバー目にすると
原画(他のソフトで開いたとき)のニュアンスになる。
後で時間があるときにモニターのキャリブレーションをして見たら、
やはりアプリ毎の設定の互換も含めていつの間にか相当ずれていた。
これでアプリケーション間の食い違いは解消されるだろう。


キイトを写していると、傍らに光る物体が見えた。
何とタマムシであった。
二枚ほど全身の引き気味ショットを貰ったあと、捕まえようと手を伸ばしたら
ポトッと落ちて見えなくなった。せいぜい30センチほどの草に止まっていたの
見つからないわけがない・・・と探したが一向に見つからない。あきらめて、
立ち去ろうとしたら、足の下に異物感が・・・まさか!?・・・と思ったら
我が足の下敷きになっていた。ポトッと落ちた後、微妙にこっそり移動して
いたということか?憐れタマムシは道ばたの厨子に成り果てたか?と思われた
が拾い上げてみると、妙にきちんと足を揃えて縮こまっている。どうやら擬死の
ようだ。我が足もタマムシの危険をいち早く感じ取って踏みつける一歩手前で
サッと上がったようである。
そこで指にとまらせて数枚ショットを貰う。そのうち、タマムシも暇つぶしに
飽きたのか?空高く飛び去った。子供の頃はなかなか会えない憧れの虫だった。



ここのところ連日の低温で、日中裏ヤンマ画像も望み薄であるが、一応チェックしつつ
所用のための財布を車に置き忘れたことに気づき、そのまま車に戻ることにする。
途中、道ばたの木の幹に隠遁者の姿を発見。なんと古の珍種フシキキシタバであった。



また機会があれば小雨の撮影を楽しみたいものである。


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1 コメント

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Unknown (Matsz)
2007-07-12 19:30:08
コメントどうもです。梅雨の追い込みですねえ。
そういえば、やっと名古屋ゲットできましたよ。
但し殻のみですが。。。笑
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