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ここのところ蛾はずっとご無沙汰だったが、新しく機材を仕入れたのを使ってみたくて
それに最適な蛾の撮影を少ししてきた。
最近は新しく機材を仕入れても今ひとつウキウキできず、ちょっとそれが残念なのだが。。。
今回仕入れたのはY社のリングライトだ。定常光としてもストロボ的にも使える。(瞬間発光は
おまけみたいなものであまり期待はしていない)値段も3Kを切る安さで、この値段なら持って
いても損はないだろうと取り寄せた。
Y社の製品は大光量のものとコンパクトなものを持っているが、緑カブリの強い傾向が見られ、
照射して撮影するとちょっと嫌らしい色になるのが気になることがある。そこで場合によって
はマイナスグリーンで補ったりもしている。
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レンズの先端につけるものなので、光量が少なくても間近からの照射になり、ある程度露出を
稼げると同時に無影撮影もできるわけだ。実際に発光させてみると、Y社製品らしくかなり明
るい印象があり、90mmマクロでそこそこの距離でも1/180前後でシャッターを切ることが出
来た。広角寄りのマクロ撮影なら更に露出を稼げるだろう。尤も、今手持ちで学術向き?広角
系マクロだと24mmシグマクォーターマクロだけだが。。。)
光そのものを見た感じでは緑カブリは少なそうに思えたが、撮影結果では若干のカブリが感じ
られ、白バックの為、カメラの露出通りだと1段ほどアンダーに写るので、現像で修正してい
る。(そうしないとブレの確率が上がってしまう。)
結局カブリというよりは、コントラストを少なくすると割と見やすい感じになった。
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見かけられたメンツは、まあこの時期の定番と言ったところ。
蛾にはすっかりご無沙汰ながら、大体の種類はまだ覚えていた(笑い)。
中でもコバネナミシャク系は新種の期待のある仲間だったが、見た感じ既見のシロシタっぽく
、帰って確認するとやはりそのようだった。
他に見かけられたのは、カバナミシャク類、トギレフユエダシャク、シロテンエダシャク、
フトフタオビエダシャクあたりで、この辺がいたら面白そうと思っていたトガリバ系は見当た
らなかった。また桜の咲く頃に蛾の撮影に出かけてみようと思った。