
今週末も悪天候で遠出が出来ずくさっていたが、野暮用など済ませている内に
だんだん晴れてきた。所用があって近所を歩いていると、若いオオシオカラの
姿が。。。しかしカメラは当然持っておらず、所用を済ませてからカメラを手に
見かけた場所に直行するが、既にその姿なし。
仕方なく、ヤブ蚊を警戒しつつ近所の草むらを覗いてみた。

どこから生えてくるのか?羽化間もないものから成熟しかかって動きの活発なもの
まで数頭のシオカラがたむろしていた。他にもウスバキがいたが90ミリでは近づく
のが難しく逃げられた。
実はせっかくなのでしばらく使っていない三脚のテストをしようと思っていたのだ。
自分はせっかちで短気なので撮影するまで時間のかかる三脚は殆ど使用しない(笑)。
上の個体の他、別のシオカラやノシメで三脚を使った撮影を行うが、三脚を稼働したからには
もっと暗い環境での撮影を試してみたい訳だ。
防虫剤が足らなかったのかだいぶ蚊に食われたのでそこはひとまず退散し、先日木陰の
ノシメを撮ったあたりに行ってみると、一頭だけ木陰で佇む個体を見つけた!(冒頭)
これまたせっかくなので、同じアングルで絞りを変えて写してみた。

左は絞り開放f2.8/右はf11.0
絞りを変えるとバックの被写界深度が変わることは写真を撮る人なら大体知っているが、
ケースによってどういう具合になるのか?は経験を積まないとなかなか見えてこない部分だろう。
この場合は、冒頭の引いた絵(開放撮影)を参考にしてもらうとわかりやすいかもしれない。
絞り11のカットは0.6秒という比較的スローシャッターながら、春先にオークションで落とした
例の雲台がカッチリとカメラを固定してくれて鮮明な画像が撮れた。尤も200マクロだとカッチリ
止まるかは微妙なところだが(笑)。

左から f3.5/f5.6/f8.0

等倍比較。