シェーグレン症候群の薬剤師

シェーグレン症候群を患っている薬剤師のブログです。
病気の事、生活のこと、メモしています。

サラジェンとサリグレン

2010-07-26 20:57:44 | インポート

耳鼻科の患者さんで口が乾いてサラジェンが2カ月出ていたんですが、全く効果がないとのことで、今日はサリグレンの処方が有りました。サラジェンを飲んだ時も全く症状に変化がなく副作用的なものも全く出ていません。効き目はサラジェンの方が強いですが、持続時間はサリグレンの方が長いので今度はいいかもしれないとか。とか言っておいた。きっとこの方はそれくらいの量では反応しないタイプではないかと思った。全く副作用も感じないようだから。1日2回だから効果がないのかもしれない。人それぞれ体の反応というものは違うので難しいし、素晴らしい。


涙点プラグと点眼液

2010-07-26 20:40:53 | インポート

鶴見大学歯学部でプラグを施術してもらったDRはヒアレインはだめとは言わなかったがソフトサンテアでもいいよ。と言ってました。東京医科歯科の私のかかりつけのDRはヒアレインはだめです。淀んで感染源になるのでソフトサンティアで洗い流すように使ってください。と言っていました。

確かに白い目やにが塊で出てくることが有ります。私もプールに入るのですが、目を洗うのを忘れたら、結膜炎状態に次の日なってしまいました。だから目と耳をかなり水で洗います。そしたら目も赤くならず、目やにもなくなりました。念のためクラビット点眼液をさしておくことも有ります。

だから新薬が出てもプラグしてたら使えないのでは???  


ドライアイ用の新薬

2010-07-23 21:25:24 | インポート

(リボグリタゾン)点眼液

(レバミピド)点眼剤

(ジクアホソルナトリウム)点眼液l(ジクアス点眼液)

の3種類がドライアイ用として今開発中。でも申請して製造販売許可が取れているのはジクアスだと思う。きっとこれが患者の会の時のものだと思う。(私は遅れて行って一番後ろで良く話が聞こえなかった。)

レバミドって言うのは胃の薬のムコスタのことです。またムコスタ錠は「シェーグレン症候群患者の口腔乾燥症」について効能・効果の追加を試験中とのこと(PhaseII)。これはちょっと古い記事なので今はもうどうなったのかは不明。

以前胃の薬でセルベックスが点眼液になるとかいう話も聞いたことが有るがその後のことは不明。消えたのだろうか。


薬は両刃の剣

2010-07-15 22:20:12 | インポート

シェーグレン症候群の毎日のあれこれ。

今日はとっても考えされました。私も診断してもらったことのあるDRに診てもらっているリウマチの患者さんで長年たくさん薬を飲んでます。同じDRだったので気に止めてました。しかし最近病院とDRをかえて今日きました。ステロイドや色々な薬の副作用によるのか、間質性肺炎と腎障害と慢性胃炎でもう苦しんでいます。咳がもう何日も止まらず入院していたそうです。生物学的製剤も使って副作用で瀕死の状態になったことも有ります。

間質性肺炎は薬の副作用として多いですし、ステロイドや免疫抑制剤で腎臓の萎縮と骨粗鬆症と胃潰瘍にもなりますし、年より20歳くらい老けて見えます。もし積極的なリウマチの治療をしなかったなら病気は一つだったのかな。咳を抑える為にまた強い抗生剤2種類を2か月も飲んでます。また副作用で病気が増えてしまうのでは。13種類も飲んでいます。

その場その場の治療のなれの果ての様な気がします。誰が悪いわけではないが、ただただお気の毒です。


新しい薬でてこい!

2010-07-14 13:09:04 | インポート

シェーグレン症候群の毎日のあれこれ。

次から次へと新しい薬が登場しては消えていきます。消えるのは数件ですが、使われなくなるのはたくさんあります。

ドライアイの薬は全く作用機序が今までにはないタイプなのでジクアス点眼液!期待してます。プラグをしていても夜11時を過ぎるとピッタと涙の分泌が止まります。不思議です。もう寝なさいということなのでしょうか 寝るとき使えるといいなぁ。

ジェネリック(後発品)特許の切れたあとの値段の安い薬を国政として推奨されてます。だから先発品のメーカーさんはきっと今までうんと儲けたんだろうけど。次の手として血圧の薬を2つ混ぜた一錠にして飲みやすくしたり、目薬は眼圧を下げるのを2種類混ぜて一つにして。新しい薬として世の中に送り出してます。特許が切れるのは20年位先だから。色々あの手この手でジェネリック対策をしてます。だからか知らないが全く新しいタイプの薬というのはなかなか出て来ないような気がします。既存の成分でなく新しいものを開発してほしいです。睡眠薬はメラトニンに関する新しいものが出ています。私はよく知りませんが。

私も若いころはメーカー勤務で、なんで結婚する時主人に辞めるように言われて、辞めてしまったのか、今思うと大失敗です。続けていれば何か開発に携われたのではないかと残念に思います。でもこんな病気になるとは夢にも思わなかったからね