
日本製紙岩沼工場の専用線は日曜日でも運転されるのが特徴です。平日ともに午前の入換は08時頃から始まります。 23,04,09 08:12 08:13頃 日本製紙岩沼工場DD401 (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
08日にやながわ希望の森でわずかに残った桜の元で小型蒸気機関車の撮影を楽しみ、白石駅前で◯ヨしたのですが、夜半には第三代目D型FORESTERを大きく揺らす突風が吹いたかと思うと、屋根を叩きつける激しい雨が降り、夜明けにはなんと季節外れの積雪と寒くない様にロングコートを着込んで、厚い毛布と膝掛けを掛けて寝たのですが、朝方は寒くてエンジンを始動して寒さを凌いだ程でした。
辺りが明るくなると南の山側には厚い雲があるのに対して仙台方向の北側は青空が見えていて、ひきつがれる様に第三代目D型FORESTERを北に向かわせて走らせます。
まずは日本製紙岩沼工場専用線へ撮影向かう事に。ここは日曜日でも専用線が運転される貴重な専用線です。08時過ぎから入換開始。晴天かと思うと暗い雲が出て、また晴れるの繰り返しでしたが、入換の時間は晴天でストレスなしで撮影が出来て納得。入換の最後にコキの最後尾に乗っていた方に感謝を表すために頭を下げたら、笑顔を返してくれたので〝午後便もありますかぁ!〝と声を掛けると〝14:30からです!〝と教えてくれました。

足場は国道04号線の歩道からの撮影で安全に撮影出来ます。寸前まで晴れていたのですが、このカットを撮影する瞬間だけ薄雲がかかってしまいました。フォトショップでコントラストを調整していますが、原画ではかなりコントラストの差が出てしまいました。 23,04,09 14:36頃 日本製紙岩沼工場DD401 (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
日本製紙岩沼工場専用線の午後の入換が始まるまで槻木ー岩沼間でEHの貨物列車を撮影する事にして午後の日本製紙岩沼工場専用線の撮影に備えたものの、午後の入換は珍味雲(はぐれ雲)が邪魔して納得行く撮影が出来ず残念な結果になってしまいました。
そしてこの日の最後は前日に上野を発車した青森行〝カシオペア〝の返却回送を撮影するため、グーグル地図とストリートビューを頼りに岩沼からロケハンをしながら南下したのですが、ここぞと言う撮影地が見つからず、福島県に入ってしまい、仕方なく藤田駅のホーム端で〝カシオペア〝の回送である回8110レを待つことに。すると時刻になっても列車が現れません。ツィッターを見るとアホ鉄が仙台付近で踏切に立入り防護無線が発報されて30分遅れて仙台駅を発車したとの事。仕方なく待っていると西にあった雲が切れてきて御光が眩しく射して来ました。〝あぁ、ここで来てくれぇ!〝と神にも願うと、なんと警報器が鳴り出しエロエロ光線を浴びたEF81139号機が牽引する〝カシオペア〝が現れて激V!!!
列車来たら雲も来たと言う場面(クル+クモル)はよく遭遇しますが、列車が来た時だけ晴れると言う経験は少なく、久々に雄叫びを上げてしまいました。
そして気分良くして帰路に着きます。藤田駅前を17:30頃に出発して東北道を南下しましたが、事故渋滞もあったものの、自分が通過する頃には事故処理も終わり、ほとんど渋滞らしいものは無くなって、東北道―圏央道経由で快調に走る事が出来、自宅マンションには22:30頃到着。前日の撮影も加わりかなり疲労困憊でしたが、充実感は半端なく祝杯のレモンサワーを呑んで就寝しました。

贅沢を言えば81号機でこの光線で撮りたかった等と言いたくなりますが、露出もない毒盛状態で撮影したことを思えば、これで充分です。 23,04,09 17:12頃 藤田 回8010レ(約40分遅) Canon EOS R6 MarkⅡ