私が幼い頃はスーパーの開店はもとより売り出しでさえチンドン屋さんが町内を練り歩き口上を述べていました。チンドン屋さんが来ると言う事はさほど珍しいことではなく日常の光景に溶け込んでいました。
とにかくチンドン屋さんが大好きな私は彼らの後を追って歩いていったらものすごく遠くまで来てしまい、驚いて帰った記憶が残っています。(具体的に言うと池上から蒲田の近くまで)
久々に見たチンドン屋さんはチンドン屋さん独特の曲ではなくジャズだったりくらっシックだったりとハイカラに変わっていました。また昔は数人を引き連れて練り歩いていましたが、今日のチンドン屋さんは3人だけといささか物足りなさを感じるチンドン屋さんでした。
しかし血が騒ぐとでも言うのでしょうか、時間が許せば、今でも後ろを歩いてついていきたい気分に駆られました。
小雨が降ったり、止んだりの天気ですので傘を差して練り歩いてました。真ん中の太鼓の女性はまだ20歳代前半の様に見受けました。彼女には大切な日本の大衆芸能を守ってほしいものです。
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