DT200Aの庫 (goo-blg)

01日は青いDE10を追う

 


  天気が悪く露出を稼ぐために屈辱的に流し撮りしたのですがピシゃっと止まってくれたので、ちょっとニヤリ!   23,09,01  06:51頃   東武鉄道鬼怒川線大谷向―大桑   臨回5381レ  (PS コントラスト修正)    Canon R6 MarkⅡ
 

 この秋、JR東日本から東武鉄道に譲渡されたDE10が14系を牽引して野岩鉄道・会津鉄道に乗入れて会津若松駅まで団臨が運転される計画があり、そのため今市―会津若松間に幾度か乗務員の訓練運転が運転されていると言う情報を頂いていましたが、残酷なくらいの酷暑でデブ症(出不精)になっているのも大きな理由ですが(最近、汗をかいた後のオジサン臭には自分でも嫌気をさしているので)、本当の理由はDD51北斗星もどきの青いDEではどうしても撮りたいとは思えず、出撃は躊躇していまた。

 


 野岩鉄道内では6050系が現役で動いていることは知識としてあったものの、この姿を偶然にも目撃し、撮影出来た事でテンションが上がりました。正面に陽が当たっていないのがちょっと残念です。       23,09,01 08:50頃 野岩鉄道男鹿広元―会津高原尾瀬口 805レ (PS コントラスト修正) (2720) Canon R6 MarkⅡ
 

 まぁ、冷房の効いた部屋でいろいろ能書きを並べてみてもDEの客レなど他線区ではおいそれとは見ることが出来ません。それなら能書こくより一度は出撃してみようと、少しは暑さが和らいだ(和らいでほしい)01日に出撃する事にしました。

 年金生活者でもあり金欠である事は認めますが、逆に時間的富裕層でもあります。そのため早めに出発が出来るし、いつ帰っても良く、さらに疲れたら温泉でも入って時間を掛かって帰っても大丈夫です。ただ、ただ安くて往復したいので、09月01日になったばかりの0時過ぎに自宅マンションを出発。首都高磯子ICから北上して新井宿ICで降りて東北道の高速料金を節約するために国道04号をひたすら走り小山あたりから左に逸れ壬生経由で鹿沼市内を抜けて東武鬼怒川線大谷向―大桑間の通称:倉ケ崎の撮影地近くに夜も明けない04時頃に到着しました。昼間なら高速道路を使っても04時間くらい掛かる時もありますので意外と速く着いたと思います。まだ真っ暗な深夜の撮影地にはさすがにだれもおらず、安心して仮眠することにしました。05時過ぎになると明るくなってきたのでロケハンしてアングルを決めて列車を待つことに。今話題になっている列車だけに他の鉄ちゃんも大勢来るだろうと思っていたのですが、時刻が迫っても私ひとりだけ・・・ウヤの心配も出てきましたが、定刻で青いDEが表れてひと安心はしたものの、太陽の輪郭さえも見えず、晴至上主義者としては極めて低いテンションで流し撮りしました。

 


 会津本郷駅に到着する試運転列車。国鉄時代を色濃く残すホームにはやはり原色のDEの方が似合う気がします。噂の段階ですが東武はもう01両、DE10を購入するとの事で、その機関車にはATS-Pが装備されているので会津若松まで原色のDE10がやって来ることを期待したいと思います。   23,09,01 10:17頃   会津鉄道会津下郷  試9110レ    Canon R6 MarkⅡ
 

 その後は撮影しながら列車を追いかけて北上。新藤原付近からは雲が切れて、いつしか快晴モードになってました。

 試運転列車を何度か撮影して会津鉄道会津本郷付近まで来て午前の撮影を終了。首都圏より少しは涼しいけど、それでも30℃を越えると、昼寝していても汗が流れてきます。観光客相手ではなく、地元の人相手のラーメン屋で昼食をいただき木陰で暑いけど疲れているから汗をかきながら昼寝!

 


 かつて元名鉄キハ8500系を撮影した時代は、この築堤はきれいで大変撮りやすかったのですが、今は非常に撮り辛くなってしまってました。このスパンでギリギリ乗ってくれました。   23,09,01  14:28頃   会津鉄道湯野上温泉―塔のへつくり   試9111レ  Canon R6 MarkⅡ

 

 午後は陽が傾いた場所から撮影開始。湯野上温泉―塔のへつくり間で試運転列車を撮影してから南下して会津鉄道会津荒海―会津山村道場で綺麗に草刈りしていたたけた場所を見つけて撮影。まだ太陽は高い位置にあって少し早いのですが、本日の撮影は終了。なぜならこれからは会津鉄道・野岩鉄道では山間に入り陽が差し込まないからです。

 往路の道を逆に走り東武日光線まで来ると日光連山から流れてきていた雲も切れてきました。時刻表を見ると新鹿沼駅を17:24発の下り100系があり原色の様です。西側の山が低い場所を見つけて撮影しようと現場に行くと熊谷のMさんの姿が。彼も会津鉄道からDEを追い掛けて南下してきて、最後にここで撮って撤収と目論んだ様で、思考・趣向が全く同じで呆れかえります。

 そして目論見通り日没03分前に100系スペーシアは通過。お互いニコニコして撤収。彼は葛生経由で帰るとの事。私は鹿沼を通って南下して、北関東自動車道都賀ICから高速道路に乗り順調に帰路についたものの、首都高が渋滞している様なので圏央道経由で(度々の値上げをしている首都高ですが、圏央道経由よりは安価になります)、途中夕食をいただき21時に自宅マンションに到着。さすがに夜行日帰りは疲れて缶ビール01本で眠くなり就寝しました。

 


 列車が来るのが先か、陽が落ちるのが先かとヒヤヒヤして待っていると山影に陽が消える03分前に原色スペーシアは通過していきました。”いつでも撮れるとパスせずに、マメに撮ることが大切”とMさんと二人で納得した瞬間です。     23,09,01 17:33頃   東武鉄道日光線北鹿沼―板荷   1037列車(けごん37号) (PS コントラスト修正)    Canon R6 MarkⅡ

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